『であいもん』は、浅野りんによる日本の漫画作品[1]。『ヤングエース』(KADOKAWA)にて2016年5月号より連載中[2]。
「であいもん」という言葉自体は、京言葉で「食材同士が合わさることでお互いの良さを引き出す、取り合わせの良い食べ物」という意味を持つ[3]。
舞台は京都の和菓子屋「緑松」。
1人息子の納野和は、大学卒業後に家を飛び出して10年間東京で暮らしていたが、実家からの手紙で父が入院したことを知らされ、店を継ぐ決心をして実家に戻る。ところが、彼が不在の間に、店では雪平一果という少女が看板娘として働いていた。
和の母は、和が両親がそばにいない一果の親代わりになることを期待するが、一果は一度店を捨てた和を敵視。同時に一果は、店を継ぐのは自分であると宣言する[2]。季節のうつろいとともに和と一果は少しずつ心を通わせ、周囲の人々とも絆を深めていく。
声の項はテレビアニメ版の声優。
2021年4月にアニメ化企画が進行中であることが発表され[2]、2022年4月から6月までAT-Xほかにて放送された[7]。
原作と同じくアニメでも京ことばでの会話となっており、事前に練習を行った上でアフレコをしている[29]。
2022年8月24日に全12話を収録したBlu-ray BOXが発売[30]。