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この項目では、イタリア映画について説明しています。日本語の表現については「大人の事情」をご覧ください。 |
『おとなの事情』(おとなのじじょう、Perfetti sconosciuti)は2016年のイタリアのコメディ映画。
監督はパオロ・ジェノヴェーゼ(イタリア語版)、出演はカシア・スムトゥニアクとアルバ・ロルヴァケルなど。
7人の男女が集まった食事会で、スマートフォンの通話やメールの履歴をさらけ出すゲームをきっかけに、夫婦や友人間にさまざまな疑惑が巻き起こっていく様を描いたワンシチュエーションコメディ[2]。
2016年の第61回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では8部門計9つのノミネートを受け、作品賞と脚本賞を受賞した他、アメリカ・トライベッカ映画祭脚本賞、ノルウェー国際映画祭観客賞などを受賞している[3]。
ストーリー
ある月食の夜、年頃の娘を持つ夫婦ロッコとエヴァの家に、ロッコの幼なじみで親友のレレとコジモとペッペ、そしてレレの妻カルロッタとコジモの妻ビアンカが集まり、夕食会が開かれる。
たわいのない会話で盛り上がる中、エヴァの提案で7人の男女は互いに秘密のないことの証としてスマートフォンにかかってきた電話や届いたメールやメッセージを公開し合うゲームを始めることになるが、次第に7人の隠された姿が露呈していく。
キャスト
- バツイチの独身男
- 思春期の娘との関係に悩む夫婦
- 10歳と5歳の子どもがいるが倦怠期の夫婦
- 新婚夫婦
- その他
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、13件の評論のうち77%にあたる10件が高く評価しており、平均点は10点満点中6.7点となっている[4]。
映画賞
リメイク
様々な国や言語でリメイクされており、2019年7月には最も多くリメイクされた作品としてギネス世界記録に認定されている[5]。
出典
外部リンク
イタリア語版ウィキクォートに本記事に関連した引用句集があります。