株式会社諸岡(もろおか、英: MOROOKA CO.,LTD)は、ゴムクローラの走行部を特徴とした不整地運搬車、およびフォワーダ、自走式破砕機など特殊車両を製造販売する日本の老舗建設機械メーカー。
鑿泉業を「諸岡鑿泉株式会社」名で行っていたが、1971年に「株式会社諸岡」に社名変更。その後、全油圧式の製品を次々と発表した。ブリヂストンと共同開発したゴム製の大型フルクローラを特徴とし、HSTシステムと組み合わせることにより、操作性および整備性に優れる。
概要
不整地運搬車、フォワーダ、自走式木材破砕機、フォークリフトなど、業種、用途を問わず、幅広い分野での不整地作業の製品を扱う。
また、自衛隊、警視庁、原子力発電所[1]などにも車両が採用されている。
事業所
(この節の出典[2])
- 本社 - 茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町358
- 本社工場 - 茨城県龍ケ崎市庄兵衛新田町282
- 美浦工場 - 茨城県稲敷郡美浦村郷中2258-1
- 海外現地法人
- Morooka America,LLC - 6199 SE Lake Road Milwaukie, Oregon 97222 United States
- Morooka Europe GmbH - ドイツ
Ami R&D Center(試験開発・デモセンター)
試験開発グループの試験場として活用されている。また新製品や新技術の発表の場となっている。様々なテストコース、テストエリアに加えレクリエーションエリアも完備。キャリアダンプやフォワーダ、破砕機などを実際に機動している姿を見ることが可能[3]。
沿革
(この節の出典[4])
事業
- ゴムクローラ式の各種運搬車、特殊車両の製造・販売・レンタルを行っている。
スローガン
新しい大地への挑戦
1990年頃に使用されたスローガン。
環境と共に生きる
諸岡の環境意識を背景に2000年頃より使用されたスローガン。木材破砕機や様々な環境機械の開発をしていたことが背景にある。現在もホームページの社名と共に記載されている。
道なき未知を切り拓く
2015年頃より使用されたスローガン。
製品
- 不整地運搬車
- キャリアダンプ(リジット式)
- キャリアダンプ(全旋回型)
- MST40CR
- MST80CR
- MST110CR
- MST200CR
- 林内運搬車、林内作業車
- フォワーダ
- MST40F
- MST1000VDL
- MST-1000VDLG
- MST1500VDL
- MST-1500VDLG
- 環境関連機器
- 自走式木材破砕機
- MC-450D
- MC-2000
- MC-4000
- MC-6000
- MC-2500T
- MRC-3000
- 自走式ロータリースクリーン
- その他 車両
- サービス
廃番
脚注
外部リンク