池田 宗春(いけだ むねはる)は、江戸時代前期の岡山藩の家老。通称は隼人。建部池田家(森寺池田家)6代当主。
略歴
承応2年(1653年)、岡山藩家老池田長泰の嫡男として誕生。母は池田利政の娘森昌院。初名は長尚。
明暦3年(1657年)、父長泰の死去により知行のうち1万石を相続し、仕置家老となる。延宝2年(1674年)、領内の天神宮を再建、子孫累代崇敬し、筏祀科を献納した。延宝4年(1676年)、病により仕置家老を辞職する。
貞享2年(1685年)9月14日没。享年33。墓所は阿光山建部池田家墓所(岡山県岡山市北区建部町)。家督は嫡男太寅が相続した。正室の恵明院は元禄11年(1698年)2月18日没。
系譜
- 父:池田長泰(1626-1657)
- 母:森昌院(?-1707) - 池田利政の娘
- 正室:金子(?-1698) - 恵明院、日置忠治の娘
- 生母不明の子女
参考文献