氷川神社(ひかわじんじゃ)は、埼玉県ふじみ野市の神社。
歴史
995年(長徳元年)に創建された。この年に出雲国の杵築大社(現・出雲大社)から分霊を勧請したという。所在地の地名が「長宮」なのは、当社の参道が4町16間(約465メートル)もあり、門前町として栄えたことからきている[1][2]。
戦国時代に、この門前町は破壊され、社殿も荒廃したが、戦乱が収束し始めた1591年(天正19年)より徐々に復興していった[1]。
1871年(明治4年)、近代社格制度に基づき、一旦は「郷社」に列せられたが、同年11月に「村社」に格下げとなった[1]。
文化財
- 絵馬(ふじみ野市指定有形文化財 昭和45年5月1日指定)[3]
- 向かい天狗図絵馬(ふじみ野市指定有形文化財 平成13年12月25日指定)[3]
交通アクセス
脚注
- ^ a b c 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 入間・北埼玉・秩父』埼玉県神社庁、1986年、486-487p
- ^ 由緒氷川神社
- ^ a b 指定文化財ふじみ野市「埼玉県ふじみ野市文化財情報」
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 入間・北埼玉・秩父』埼玉県神社庁、1986年
外部リンク