機甲軍(きこうぐん)は、大日本帝国陸軍の軍の一つ。
沿革
1942年(昭和17年)7月4日、大陸命第655号により編成が命ぜられ、関東軍の編組に編入された。満州東部国境の防衛を担う戦車部隊の教育錬成、人員・機材の補充や補給を任務とし、有事の際には第1方面軍に隷下戦車師団を配備する計画であった。
1943年(昭和18年)10月30日、大陸命第881号により編組が解かれ廃止された。
軍概要
歴代司令官
- 吉田悳 中将:1942年(昭和17年)6月26日 - 1943年(昭和18年)10月15日
歴代参謀長
- 寺田雅雄 少将:1942年(昭和17年)6月28日 - 1943年(昭和18年)10月15日
司令部構成
- 高級参謀 福山寛邦 大佐
- 参謀(作戦) 糀卓次 中佐
- 参謀 瀬口勇 少佐
廃止時の所属部隊
関連項目
参考文献
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- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。