妙行寺(みょうぎょうじ)は、茨城県稲敷郡河内町にある天台宗の寺院。
歴史
806年(大同元年)、満願上人によって開山された[1]。
当寺の本尊は阿弥陀如来である。慶派の仏師による作で、鎌倉時代に造立されたものといわれている[1]。
当寺には「生板三義人供養塔」がある。当地の代官の圧政を訴えるべく、勘定奉行に直訴して獄死した片岡万平・石山市左衛門・成毛与五右衛門の3人の代表の菩提を弔うものである[1]。
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鐘楼
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地蔵尊
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本堂
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生板三義人供養塔
(河内町指定文化財)
文化財
- 木造阿弥陀如来坐像(茨城県指定文化財 平成8年1月25日指定)[2]
- 生板三義人供養塔(河内町指定文化財)[3]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年