妙山寺(みょうさんじ)は、高知県安芸市にある浄土宗の寺院である。
歴史
もと安喜土居村(安芸市土居)にあったといい[1]、天文8年(1539年)、妙山尼による創建との伝えもあるが[2]、中世以前の沿革は判然としない。天正17年(1589年)の安喜庄検地帳には妙山寺の寺名がないが、東浜村の阿弥陀堂とあるのが当寺にあたると推定される[1]。
廃仏毀釈により明治4年(1871年)頃、一時廃寺となるが、十数年後に旧檀家によって再興される。
文化財
重要文化財(国指定)
- 木造聖観音立像(大正7年4月8日指定) - 像高105cm、檜の寄木造、鎌倉時代作
市指定文化財
伽藍
交通アクセス
脚注
- ^ a b 『日本歴史地名大系 高知県の地名』(平凡社)p.128
- ^ 『全国寺院名鑑』(史学センター、1976)の「妙山寺」の項
外部リンク