『女ざかり』(おんなざかり)は、1984年4月9日から同年7月30日まで、日本テレビ系列の「月曜スター劇場」(毎週月曜日21:00 - 21:54の枠で放映されたテレビドラマ。全17回。
概要・内容
小説家・森瑤子の脚本描き下ろしによる作品。本作は同じ1984年に角川書店より書籍化もされた。
キャッチフレーズは「36歳・女は美しく生まれ変わる」。寝具店を経営しながら離婚調停の最中の主婦・乃里子、一流商社マンが夫の専業主婦・加世、テレビリポーターを務める独身女性・麻子の3人が、女盛りと言われる年齢の最中でありながら、自分探しに悪戦苦闘。その様子を周りの人々と共に描いた。
乃里子、加世、麻子の3人は同じ高校の同級生同士。乃里子は夫・治夫の浮気に悩んでいたが、陸上選手でもある娘・亜矢に修平が指導に当たっていることを知った加世は夫・修平と乃里子の関係を邪推。そんな中、愛人の元で生活していた治夫が家に戻り、寝具店改装に反対し、折り合いの悪かった姑・わかも家を出て行ってしまい、家族の関係は悪化。乃里子は友人に勧められてカウンセラーの指導を受け始めるが、そのような中で乃里子は初恋の人に再会する[1][2]。
出演
- (出典:[3])
スタッフ
- 主題歌
サブタイトル
話数 |
放送日 |
タイトル |
演出
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第1回 |
1984年4月9日 |
(サブタイトル無し) |
嶋村正敏
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第2回 |
1984年4月16日 |
みんなが私を憎む
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第3回 |
1984年4月23日 |
私はだまされた!?
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第4回 |
1984年4月30日 |
嫉妬は女の最低の戦略 |
佐光千尋
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第5回 |
1984年5月7日 |
私の夫から手を引いて
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第6回 |
1984年5月14日 |
夫が愛人といる所を見てしまった
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第7回 |
1984年5月21日 |
子供にかこつけてホテルで逢びき? |
嶋村正敏
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第8回 |
1984年5月28日 |
親友に恋人を奪われて、私は死んだも同然だった!!
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第9回 |
1984年6月4日 |
じゃれる夫と女を見た時、妻は男に抱かれる決意をした
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第10回 |
1984年6月11日 |
夫は私の浮気を感づいた! |
佐光千尋
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第11回 |
1984年6月18日 |
ママ、わたし歩けない!
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第12回 |
1984年6月25日 |
不倫の恋の喜びと痛みと
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第13回 |
1984年7月2日 |
別れた後は躰が揺れる |
宮崎徹
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第14回 |
1984年7月9日 |
パパを返して下さい! |
嶋村正敏
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第15回 |
1984年7月16日 |
人生を狂わせた妻の嘘
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第16回 |
1984年7月23日 |
俺を夫として受け入れられるか |
佐光千尋
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第17回 |
1984年7月30日 |
貴女はまだ充分若いですよ!?
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脚注
- ^ 「TV特集/春の新作ドラマのすべて」『映画情報』第49巻第5号、国際情報社、1984年5月1日、60頁、NDLJP:2343803/60。
- ^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)1984年「女ざかり」の項目、読売新聞・朝日新聞・毎日新聞 それぞれ1984年4月9日付テレビ欄の本作紹介記事より
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1984年5月5日号 p.73〜「完全テレビシナリオ 女ざかり」