『大原麗子 炎のように』(おおはられいこ ほのおのように)は、女優・大原麗子の実弟である大原政光の監修のもと、前田忠明によって執筆されたノンフィクション。
本作を原作にしたテレビドラマが、内山理名主演で2013年3月に放送された。
テレビドラマ
『大原麗子没後3年ドラマスペシャル 女優 麗子〜炎のように』(おおはられいこぼつごさんねんドラマスペシャル じょゆう れいこ ほのおのように)のタイトルで、2013年3月6日の21:00 - 23:08にテレビ東京系列で放送された。
制作・放送にあたって
当初は2012年9月から撮影に入り、2012年秋に放送が予定されていた[1]が、大原麗子役に内定していた尾野真千子[2]や森進一を演じる予定だった俳優がキャストの公式発表直前に相次いで降板したため、キャスティングの再調整からやり直すこととなり、放送延期を余儀なくされた[3]。
その後、麗子役に内山理名が決まり[4]、大原が生前住んでいた住宅でも撮影が行われた[5]。ドラマでは大原麗子の波乱に満ちた生涯と愛の真実を、監修も務めた実弟・政光の視点で描かれており、彼女に関わった人物は実名で登場している[注 1]。なお脚本を手がけた清水曙美は、第一稿執筆後の2012年2月21日に心不全で急逝しており[3][6]、本作が遺作となった。
キャスト
スタッフ
- 原作 - 前田忠明、大原政光「大原麗子 炎のように」(青志社刊)
- 脚本 - 清水曙美
- プロデューサー - 阿部真士(テレビ東京)、岡本俊次(国際放映)
- 照明 - 大寶学
- 撮影 - 二之宮行弘
- 録音 - 岩橋尚治
- VE - 阿部正美
- 選曲 - 田中稔
- 効果 - 森山顕仁
- MA - 渡辺美枝
- 編集 - 福田豊
- ライン編集 - 瀬戸山真也
- 参考文献 - 鴨下信一『長く愛された「女優の素顔」』(「文藝春秋」2009年10月号掲載)
- タイトルバック写真提供 - 篠山紀信
- CM協力 - ACC・CM情報センター
- 医事監修 - 中澤暁雄
- 協力 - ひばりプロダクション
- 美術プロデューサー - 森川一雄(KHKアート)
- 美術制作 - 山﨑輝
- 衣裳 - 宮本まさ江(ワードローブ)、村田野恵
- ヘアメイク - 竹内三枝子(スタジオまむ)
- ウィッグ協力 - アデランス
- 番組宣伝 - 外池由美・宮本聖子(テレビ東京)
- プロデューサー補 - 小俣絵梨
- 車両協力 - マエダオート
- 大道具 - 手塚常光
- 造園 - 渡辺篤
- 番組デスク - 橋口知恵子(テレビ東京)
- ホームページ制作 - 齋藤奈津美(テレビ東京)
- スチール - 川澄雅一
- 協力プロデューサー - 浦井孝行
- 制作担当 - 植野亮
- 助監督 - 梅原紀且
- 記録 - 杉山昌子
- 技術協力 - NiTRo
- チーフプロデューサー - 岡部紳二(テレビ東京)
- 監督 - 水谷俊之
- 製作 - テレビ東京、国際放映
放送局・放送時間
脚注
注釈
- ^ ただし、原作者でもある前田忠明は、光文社「女性自身」記者から芸能リポーターに転身しているが、ドラマでは「週刊レディ」の記者で、芸能リポーターには転身していない。
出典
外部リンク