合成抵抗

合成抵抗（ごうせいていこう）とは、電気回路において、回路上の複数の抵抗を、同等の単一の抵抗にまとめたときの電気抵抗のこと^[1]。

直列回路の合成抵抗

直列に接続されている抵抗は、以下の公式を用いて合成することができる。

${\displaystyle R=R_{1}+R_{2}+R_{3}+}$⋯${\displaystyle +R_{n}}$［Ω］

直列に並んでいる抵抗を足していき、合成する。

並列回路の合成抵抗

並列に接続されている抵抗は、以下の公式を用いて合成することができる。

${\displaystyle 1/R=1/R_{1}+1/R_{2}+1/R_{3}}$${\displaystyle +}$⋯${\displaystyle +1/R_{n}}$［Ω］

並列に並んでいる抵抗の逆数を足していき、合成する。

また、並列に並んでいる抵抗の個数が2つの場合は、和分の積を用いることで、上記の公式より単純に計算することができる。^[2]

脚注

出典

1. 「合成抵抗」『デジタル大辞泉』。https://kotobank.jp/word/%E5%90%88%E6%88%90%E6%8A%B5%E6%8A%97。コトバンクより2022年6月21日閲覧。 
2. engineer (2022年3月9日). “抵抗の『並列接続』と『和分の積』について”. Electrical Information. 2022年6月21日閲覧。