そこで新たにSERO(Sports Car Endurance Race Operation)が組織され、スポーティングおよびテクニカル・レギュレーションをル・マン・シリーズ(LMS)ルールを基本(JAFによる「全日本スポーツカー選手権統一規則」に準拠)とすることにより、より参加しやすい[注 2]新たな全日本選手権イベントとして立ち上げられた。全日本選手権が懸けられるのはドライバー、チーム、エンジンチューナーの3種で、レース距離は最短600km、最長24時間(ただし開催初年度の2006年は全レース1,000kmで開催)となっている。
当初の予定では将来的にLMSとのダブルタイトル戦を開催するなど、ル・マン24時間レースを頂点としてヨーロッパ、アメリカ、日本で世界的なシリーズ戦を展開する構想や、車両レギュレーションが完全なル・マン準拠となる2008年から各クラスのシリーズチャンピオンに無条件で翌年のル・マン24時間レースへの出場権が与えられる計画となっていた。そのため、「Le Mans」の名称使用の承認をル・マン24時間レースを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)と、LMSのプロモーターから得て、シリーズ名を「Japan Le Mans Challenge」(JLMC)とした。
また同時開催として、クラシックカーレースの「Classic Endurance Racing Japan」、スーパースポーツカーレースの「Sport Car Circuit Challenge」が行われた。