モーツァルトやヨハン・ゼバスティアン・バッハなど、18世紀の作曲家による未完の作品の校訂や補筆を行っている。 特に重要な功績とみなされているのが、モーツァルトのレクイエムニ短調とミサ曲 ハ短調『大ミサ曲』ハ短調の新版である。モーツァルトのレクイエムでは、「アーメン・フーガ」をモーツァルト自身のスケッチに基づいて改訂している。また、J.S.バッハのカンタータ「ああ、われは見たり、婚礼に行かんとする今(Ach! ich sehe, itzt, da ich zur Hochzeit gehe) BWV 162」のオーケストラ譜の改訂も行っている。2013年、20年間勤めたハーバード大学を退任。