ラッセル・バティストJr.(Russell Batiste, Jr.、1965年12月12日[1][2] - 2023年9月30日[3])は、ニューオーリンズを拠点に活動したドラマーである。
略歴
ミュージシャンの一家に生まれたバティストは、4歳のときにドラムスを始めた[1]。彼はまたキーボード、サックス、ギター、ベースなども覚え、7歳のときには家族のバンドでプレイするようになっていた[2]。
バティストは、大学を2年で中退し、シャーメイン・ネヴィルのバンドに参加した[2]。1989年には、再結成版ザ・ミーターズである、ザ・ファンキー・ミーターズに加入、2015年頃までメンバーとして活動を続けた。また、このバンドから派生したユニット、ポーター・バティスト・ストルツ (PBS)でも活動した。(ジョージ・ポーターJr. (b.)、ブライアン・ストルツ (gt.))
ソロ・アーティストとしては、自身のバンドオーケストラ・ダ・フッドを率いて活動し、2枚のアルバムを発表している。
彼はまたオルガン・プレイヤーのジョー・クラウンとギタリストのウォルター"ウルフマン"ワシントンとのトリオとしても活動をしていた。このユニット名義で2008年、ライブCDLive at the Maple Leafを始め3枚のアルバムをリリースしている[4]。
バティストの共演したミュージシャンとバンドには、パパ・グロウズ・ファンク[5]、ハリー・コニック・Jr、チャンピオン・ジャック・デュプリー、ロビー・ロバートソン、メイシオ・パーカー等がいる[1]。
2023年9月30日、ルイジアナ州ラプラスの自宅にて就寝中に心臓発作で死去した。57歳没[3]。
ディスコグラフィー
ソロ作
- 2000年 Orkestra from 'Da Hood (Russell Batiste Jr.)
- 2003年 The Clinic (Russell Batiste Jr.)
[6]
ファンキー・ミーターズ
- 2003年 Fiyo at the Fillmore, Vol. 1 (Fuel 2000)
ポーター・バティスト・ストルツ
- 2005年 Expanding The Funkin' Universe (Ouw)
- 2008年 Moodoo (High Steppin' Productions)
[7][6]
クラウン・ワシントン・バティスト
- 2008年 Live at the Maple Leaf (Independent)
- 2010年 Triple Threat (Independent)
- 2013年 Soul Understanding (Independent)
参考文献
外部リンク