ラソラ札幌(英: RaSoRa SAPPORO)は、札幌市白石区にある大型ショッピングセンターである。旧称は「イーアス札幌」(英: iias SAPPORO)。
沿革
旧日本国有鉄道(国鉄)東札幌駅跡地を中心とする東札幌地区の再開発によって誕生した「札幌コミュニケーションパークSORA」の「商業・業務ゾーン」であり、札幌都市開発公社による事業企画コンペティションを経て2006年(平成18年)に大和ハウス工業が札幌市所有の土地を購入して開発した。南郷通に面した「A town」と「B town」2つのモールで構成している。
施設
「A town」と「B town」は連絡通路で接続している。スーパーマーケット「マックスバリュ」(運営はイオン北海道、2020年2月29日まではマックスバリュ北海道)やスポーツジム「スポーツクラブNAS」を中心にアパレル、書籍・レンタルストア、100円ショップ、飲食店といった生活密着型店舗、理美容室やリラクゼーション、学習塾、クリニック(診療所)といったサービス系のテナントが入居している[3]。また、北海道内有数のボルダリングジムがある「NAC」[8]、日本国内有数のチアダンスチームが所属するカルチャーセンター「MANABIYA」が入居しており、体験型のコト消費ゾーンが充実している[3]。かつてはエフエム北海道(AIR-G')のサテライトスタジオ[9]、ボーネルンドによる北海道内初出店となる屋内運動遊戯施設「KID-O-KID」(キドキド)が入居していた[10]。
施設内にはイベントコートやイベントスペース、貸し会議室(コミュニティホール)を設けている。敷地内には東札幌駅があった歴史を継承していくため、列車の車輪をオブジェとして設置している。
主なテナント
- A town 1F
- A town 2F
- B town 1F
- B town 2F
アクセス
札幌コンベンションセンター・札幌市産業振興センター隣に位置している。
脚注
注釈
- ^ 名称はコンセプト「昨日よりも、より良い今日を送るための『知性=intelligence』、自分らしく、豊かな毎日を楽しむための『独自性=identity』、心から、気持ちよく暮らしていくための『快適性=amenity』。これらの3つのネーミングコンセプトが、豊かに『共存=symbiosis』し合うことで、地域社会ならびに、当施設を訪れる人の『良い明日」』を築いていく」の頭文字を合わせたことに由来している。
出典
参考資料
外部リンク