メテオロ級哨戒艦(スペイン語: Patrulleros clase Meteoro )は、スペイン海軍が運用している哨戒艦の艦級。計画名はBAM(Buques de acción marítima、海洋行動艦)[1]。第1バッチ4隻の建造費は4億8840万ユーロであった[2]。
概要
船型としては長船首楼型を採用した。船楼甲板の後半分はヘリコプター甲板とされ、24.7m×13.5mの広さを確保した。その前方、上部構造物後部のハンガーにはNH90ヘリコプター1機を収容できる。また上部構造物中部両舷には複合艇が1隻ずつ収容されている。モジュール設計が導入されており、漁業監視や海上治安活動、捜索救難、人道援助、海洋観測、情報収集、潜水作業支援、海洋サルベージなど多様な活動に対応できる[1]。
本級はアナーガ級(350トン)やバルセロ級(134トン)など哨戒艇の更新を目的として、まず2006年7月16日、最初の4隻が発注された。これらはラス・パルマス・デ・グラン・カナリアに配備される計画とされている。続いて2011年に、更に5隻が発注された。この第2バッチのうち1隻は対潜戦、また1隻は海洋観測任務に充当される予定である[1]。
同型艦
艦番号 |
艦名 |
起工 |
進水 |
就役
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P 41 |
メテオロ Meteoro
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2007年10月4日 |
2009年10月16日 |
2012年7月28日
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P 42 |
ラーヨ Rayo
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2009年9月3日 |
2010年5月18日 |
2011年11月26日
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P 43 |
レランパゴ Relámpago
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2009年12月17日 |
2010年10月6日 |
2012年2月6日
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P 44 |
トルナード Tornado
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2010年5月5日 |
2011年3月21日 |
2012年7月19日
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P 45 |
アウダス Audaz
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2016年4月29日 |
2017年3月30日 |
2018年7月27日
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P 46 |
フロール Furor
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2016年4月29日 |
2017年9月8日 |
2019年1月21日
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参考文献
関連項目