メティス (小惑星)

メティス
9 Metis
メティスの軌道。青がメティス、 赤が惑星(一番外側の赤は木星)、 黒が太陽。
メティスの軌道。青がメティス、
赤が惑星(一番外側の赤は木星)、
黒が太陽。
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1848年4月25日
発見者 A. グラハム
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.386 AU
近日点距離 (q) 2.095 AU
遠日点距離 (Q) 2.678 AU
離心率 (e) 0.122
公転周期 (P) 3.69 年
軌道傾斜角 (i) 5.57
近日点引数 (ω) 6.31 度
昇交点黄経 (Ω) 68.96 度
平均近点角 (M) 34.46 度
物理的性質
長短径 235 × 165 km
直径 190 km
質量 4.6 ×1018 kg
平均密度 2 g/cm3
表面重力 0.036 m/s2
脱出速度 0.081 km/s
自転周期 5.079 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 6.28
アルベド(反射能) 0.118
表面温度 177 K
色指数 (B-V) 0.858
色指数 (U-B) 0.496
Template (ノート 解説) ■Project

メティス[1][2] (9 Metis) は、火星木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星である。

特徴

メティスは1848年4月25日に、アイルランド天文学者アンドリュー・グラハムによって発見された。ゼウスの最初の妻でありアテーナーの母であるギリシア神話ティーターンの1柱、メーティスにちなんで名付けられた。

ニッケルなどの金属を含んだ珪酸塩岩によって構成されている。メティスの光度曲線データから、メティスが衛星を有している可能性が指摘された。1993年ハッブル宇宙望遠鏡で観測が行われ、不規則な外観をしていることが確認されたが、衛星は確認されなかった [1]

木星の衛星に、同じ名前のメティスがある。

出典

  1. ^ 小惑星日本語表記索引 : 1 - 50”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
  2. ^ 天文年鑑編集委員会『天文年鑑 2019年版』誠文堂新光社、2018年、164-165頁。ISBN 978-4-416-71802-5 

関連項目

外部リンク


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