シュヴァーベン大公フリードリヒ1世(Friedrich I., Herzog von Schwaben, 1050年頃 - 1105年7月21日以前)は、シュタウフェン家のシュヴァーベン大公(在位:1079年 - 1105年)。父はリースガウ伯フリードリヒ・フォン・ビューレン、母はエギスハイム=ダグスブルク伯ゲルハルト1世の娘ヒルデガルトである。フリードリヒの代にシュタウフェン家はシュヴァーベン大公の地位を獲得した。フリードリヒは弟シュトラスブルク司教オットーの支援を受け、ペーター・フォン・リュッツェルブルクとともにザンクト・ヴァルブルガ修道院を創設した。
フリードリヒは1105年に死去し、最初ロルヒの教会に埋葬されたが、フリードリヒが創建したロルヒ修道院の付属教会が完成した後、息子コンラート3世によりこちらに改葬された。1475年、修道院長ニコラス・シェンク・フォン・アールベルク(Nikolas Schenk von Arberg)が中央身廊の聖歌隊席の階段前および席内の全ての墓を開け、遺体を一つの棺に集めた。現在その棺は中央身廊に置かれている[1]。
Friedrich I. (1079–1105). Der erste Herzog von Schwaben. Edit. Karl-Heinz Rueß (Schriften zur staufischen Geschichte und Kunst. Bd. 26.), Göppingen 2007.
Thomas Zotz: in: Handbuch der Baden-Württembergischen Geschichte Bd. 1,1, Stuttgart 2001, S. 429 ff.
Alfons Zettler: Geschichte des Herzogtums Schwaben, Stuttgart 2003, S. 177 ff.
Hansmartin Schwarzmaier: Friedrich I., Herzog von Schwaben (um 1050–1105). In: Lexikon des Mittelalters (LexMA). Band 4, Artemis & Winkler, München/Zürich 1989, ISBN 3-7608-8904-2, Sp. 958 f.