ドボワチン D.338 (Dewoitine D.338 )は、フランス のドボワチン 社で製造された22座席の旅客機 である。
設計と開発
D.338はD.333 に引き込み式降着装置 を取り付けた発展型であり、1936年 に初飛行を行った。翼幅 が多少大きくなり、胴体は3.18 m (10 ft 5¼ in)伸ばされていた。短距離路線では22名の乗客を搭乗させることが可能であり、極東 で使用された機体は12名分の豪華仕様の座席を備え、その中の6座席は寝台にすることができた。
就役
D.338は信頼性に定評があり、第二次世界大戦 中はフランスの海外植民地で使用された。戦争を生き延びた9機は数ヶ月間パリ -ニース 路線で使用された。
派生型
D.338
主量産型、30機製造。
D.342
機体輪郭線を変更し24名分の座席を備え3基の出力682 kW (915 hp)のGnome-Rhône 14N 星型エンジン を装備した型。1939年に1機製造、1942年 にエールフランスに納入。
D.620
3基のスーパーチャージャー 付き出力 656 kW (880 hp)のGnome-Rhône 14Krsd 星型エンジンと30名分の座席を備えたD.338の発達型。1機製造、納入されず。
運用
フランス
アルゼンチン
アルゼンチン空軍 が第二次世界大戦後に2機のD.338を運用。: F-AQBT Ville de Chaetres は軍用登録記号T 170 、F-AQBR Ville de Pau はT 171 を与えられた。両機共に1940年代 遅くまで使用。
要目
(D.338) The Illustrated Encyclopedia of Aircraft (Part Work 1982-1985)
乗員:1名
全長:22.13 m (72 ft 7+ 1 ⁄4 in)
全幅:29 m (95 ft 1+ 3 ⁄4 in)
全高:
翼面積:80 m2 (861.14 ft2 )
空虚重量:
全備重量:
エンジン:3 × イスパノ・スイザ V16/17 星型エンジン 、485 kW (650 hp)
最大速度:301 km/h (187 mph)
巡航速度:260 km/h (162 mph)
巡航高度:
航続距離:
上昇率:
出典
The Illustrated Encyclopedia of Aircraft (Part Work 1982-1985) . Orbis Publishing