スティーブン・A・クーンズ賞(スティーブン・A・クーンズしょう、英称:The Steven A. Coons Award、略称:クーンズ賞)は、アメリカコンピュータ学会が主催する世界的なコンピュータグラフィックス (CG)のコンファレンスSIGGRAPHが、研究者を対象に設けている3つの賞のひとつである。他の2つは、CG技術と業績に対するCGアチーブメント賞と、若手研究者向けのシグニフィカント・ニューリサーチ賞である。クーンズ賞はこの中で最も重要な賞とされており、コンピュータグラフィックス界のノーベル賞とも呼ばれる[1][2]。
受賞者
授賞は2年間に1人に与えられる。
第1回の受賞者は、CGの生みの親と言われるアイバン・サザランドであった。第2回の受賞者は、ベジエ曲線の考案者として著名なピエール・ベジェ、またアニメーション制作会社ピクサーの創始者エドウィン・キャットマルなどが含まれている。
過去の受賞者一覧
脚注
出典
- ^ “ディジタル最前線 Vol.33 ロサンゼルスで開催された「SIGGRAPH2010」をレポート!”. 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会). 2015年9月28日閲覧。
- ^ “東京工科大学大学院メディアサイエンス専攻客員教授にCG界のノーベル賞といわれるCoons Award受賞者の西田友是氏が就任”. 東京工科大学. 2015年9月28日閲覧。
外部リンク