ジョシュ・エメット(Josh Emmett、1985年3月4日 - )は、アメリカ合衆国の総合格闘家。アリゾナ州フェニックス出身。チーム・アルファメール所属。UFC世界フェザー級ランキング7位。
来歴
幼い頃からアマチュアレスリングを始め、大学まで継続。大学卒業後はユライア・フェイバーの元で総合格闘技のトレーニングをしながら、ブラジリアン柔術を経験した。
2011年10月8日、プロデビュー。その後、9戦全勝の戦績でUFCと契約した。
UFC
2016年5月8日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Overeem vs. Arlovskiでジョン・タックと対戦し、2-1の判定勝ち[2]。
2017年4月8日、UFC 210でデズモンド・グリーンと対戦し、1-2の判定負け。キャリア初黒星を喫した[3]。
2017年12月16日、フェザー級転向初戦となったUFC on FOX 26でフェザー級ランキング3位のリカルド・ラマスと対戦し、1R終盤に左フックで失神KO勝ち。この試合は、エメットが2.5ポンドの体重超過をしたためキャッチウェイト契約で行われた[4]。
2018年2月24日、UFC on FOX 28でフェザー級ランキング8位のジェレミー・スティーブンスと対戦し、2Rに左フックでダウンを奪われ、グラウンドの肘打ちで失神KO負け[5]。
2019年7月13日、UFC Fight Night: de Randamie vs. Laddでフェザー級ランキング12位のミアサド・ベクティックと対戦し、パウンドで1RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[6]。
2020年6月20日、UFC on ESPN: Blaydes vs. Volkovでフェザー級ランキング10位のシェーン・ブルゴスと対戦し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。試合後の診断でエメットは1Rで左膝の前十字靱帯の断裂や内側側副靱帯の部分断裂などの重傷を負っていたことがわかった[7]。
2021年12月11日、約1年半ぶりの復帰戦となったUFC 269でフェザー級ランキング9位のダン・イゲと対戦し、3-0の判定勝ち[8]。
2022年6月18日、UFC on ESPN: Kattar vs. Emmettでフェザー級ランキング4位のカルヴィン・ケイターと対戦し、2-1の5R判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[9]。
2023年2月11日、UFC 284のUFC世界フェザー級暫定王座決定戦でフェザー級ランキング2位のヤイール・ロドリゲスと対戦し、三角絞めで2R一本負け。王座獲得に失敗した[10]。
2023年6月24日、UFC on ABC: Emmett vs. Topuriaでフェザー級ランキング9位のイリア・トプリアと対戦し、0-3の5R判定負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[11]。
2023年12月16日、UFC 296でフェザー級ランキング10位のブライス・ミッチェルと対戦し、右フックで1R失神KO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[12]。
戦績
総合格闘技 戦績
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23 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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19 勝
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7
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2
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10
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0
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0
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0
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4 敗
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1
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1
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2
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0
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表彰
- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(3回)
- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
脚注
関連項目
外部リンク