『サブリナ: ダーク・アドベンチャー』(原題: Chilling Adventures of Sabrina、チリング・アドベンチャーズ・オブ・サブリナ)は、2018年から配信されているアメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。人間界と魔界の2つの世界を生きるダブルの魔女サブリナを描く。企画・制作はロベルト・アギーレ=サカサ、出演はキーナン・シプカ、ロス・リンチ、ルーシー・デイヴィスなど。2018年10月26日からNetflixオリジナル作品として全世界へ配信された。2020年の最終第4パートで打ち切りとなった[1]。
あらすじ
グレンデールで高校に通うサブリナは、悪魔を崇拝している魔法使いの一族で、人間界と魔界の混血である。サブリナはまもなく、人間として生きるか、魔法使いとして生きるかを選択しなければならなかった[2]。
キャスト
メイン
- サブリナ・スペルマン
- 演 - キーナン・シプカ/ 日本語吹替 - 下屋則子
- ハービー・キンクル
- 演 - ロス・リンチ/ 日本語吹替 - 岩中睦樹
- ヒルダ・スペルマン
- 演 - ルーシー・デイヴィス/ 日本語吹替 - 有賀由樹子
- アンブローズ・スペルマン
- 演 - チャンス・パードモ/ 日本語吹替 - 植木慎英
- メアリー・ワードウェル
- 演 - ミシェル・ゴメス/ 日本語吹替 - 宮寺智子
- ロザリンド・ウォーカー
- 演 - ジャズ・シンクレア(英語版)/ 日本語吹替 - 廣田悠美
- プルーデンス
- 演 - タティ・ガブリエル/ 日本語吹替 - 木村香央里
- アガサ
- 演 - アデライン・ルドルフ/ 日本語吹替 - 竹内恵美子
- ニコラス・スクラッチ
- 演 - ギャビン・レザーウッド(英語版)/ 日本語吹替 - 三宅貴大
- ブラックウッド司祭長
- 演 - リチャード・コイル(英語版)/ 日本語吹替 - 宮本充
- ゼルダ・スペルマン
- 演 - ミランダ・オットー/ 日本語吹替 - 浅野まゆみ
- スージー・パトナム
- 演 - ラックラン・ワトソン(英語版)/ 日本語吹替 - 小橋里美
リカーリング
- ドルカス
- 演 - アビゲイル・コーウェン/日本語吹替 - 弘松芹香
- Lucas "Luke" Chalfant
- 演 - ダレン・マン
- Joe Putnam
- 演 - エイドリアン・ハフ
- ビリー・マーリン
- 演 - タイ・ウッド/日本語吹替‐渡部俊樹
- George Hawthorne
- 演 - ブロンソン・ピンチョット
- ドクター・ケルベロス
- 演 - アレッサンドロ・ジュリアーニ/日本語吹替‐野川雅史
- Mr. Kinkle
- 演 - クリス・ロザモンド
- ダイアナ・スペルマン
- 演 - アネット・ライリー/弘松芹香
- カール・タッパー
- 演 - ピーター・ブンディック/日本語吹替‐吉田丈一郎
- Thomas "Tommy" Kinkle
- 演 - ジャスティン・ドビーズ
- Lady Constance Blackwood
- 演 - アルヴィナ・オーガスト
- エドワード・スペルマン
- 演 - ジョージー・ダブラス/日本語吹替‐佐々木義人
- サブリナの使い魔
- 演 - セーラム・セイバーハーゲン(英語版)
- ドリアン・グレイ
- 演 - ジェディダイア・グッドエイカー/日本語吹替‐吉野貴大
- Caliban
- 演 - サム・コーレット
- Melvin
- 演 - タイラー・コットン
- Adam Masters
- 演 - アレクシス・デニソフ
- Elspeth
- 演 - エミリー・ハイネ
- Lucifer Morningstar
- 演 - ルーク・クック
- Mambo Marie LeFleur
- 演 - スカイ・マーシャル
- Robin Goodfellow
- 演 - ジョナサン・ホワイテル(英語版)
- Professor Carcosa / Pan
- 演 - ウィル・スウェンソン(英語版)
- Nagaina
- 演 - ヴァネッサ・ルビオ
- Circe
- 演 - ルーシー・ゲスト
エピソード
パート1 (2018)
パート2 (2019)
パート3 (2020)
パート4 (2020)
製作
2017年9月、アーチーコミックの『Chilling Adventures of Sabrina』を原作としたテレビシリーズがワーナー・ブラザース・テレビジョンとベルランティ・プロダクションズによって企画中で、The CWで放送される予定だと報じられた。このシリーズはThe CWで2017年から放送されている『リバーデイル』の姉妹シリーズであった[3]。2017年12月、放送局がNetflixに移り全20話が発注された[4]。この20話は後に2パートに分割された[5]。2018年11月12日、Netflixは11話目のエピソードがクリスマススペシャルとして公開されると発表した[6]。
2018年12月18日、Netflixは全16話の新シーズンに更新したが、これも後に2パートに分割された[7]。 2020年7月8日、Netflixは第4パートで打ち切りになることを発表した[8]。
『サブリナ』『リバーデイル』との関係
本作の原作はアーチーコミックの『Chilling Adventures of Sabrina』であるが、同アーチーコミックのサブリナシリーズ『Sabrina, the Teenage Witch』を原作としたテレビドラマ『サブリナ』がABCとThe CWより1996年から2003年にかけて放送された[9]。そのため本作はドラマ『サブリナ』のリメイクやリブートとされることがあるが、原作が異なるため厳密には誤りである。
また、本作は2017年からThe CWで放送されている『リバーデイル』の姉妹シリーズとして企画されていた。放送局がNetflixに移った後、何らかのつながりが残るかどうかは不明であったが、2018年1月にThe CWのマーク・ペドウィッツ社長は「現時点では、クロスオーバーについての議論はない」とコメントした[10]。同年3月、ジョン・ゴールドウォーターは「クロスオーバーする方法を見つけ出すことができれば、それは素晴らしいことだ」と述べていた[11]。
2021年10月7日、キーナン・シプカがリバーデイルの第6シーズンでサブリナ役を再演することが発表された。シーズン中に、シリーズはグリーンデール出身でサブリナの教会の魔女であるキャロライン・デイが演じるヘザー・チャンドラーというキャラクターを導入した。
評価
批評
本作は批評家から好意的な評価を受けている。第1シーズンは批評集積サイトのRotten Tomatoesに103件のレビューがあり、批評家支持率は91%、平均点は10点満点で7.77点となっている[12]。また、Metacriticには28件のレビューがあり、加重平均値は74/100となっている[13]。
第2シーズンはRotten Tomatoesに43件のレビューがあり、批評家支持率は81%、平均点は10点満点で6.88点となっている[14]。
第3シーズンはRotten Tomatoesに29件のレビューがあり、批評家支持率は90%、平均点は10点満点で7.36点となっている[15]。
脚注
関連項目
外部リンク