LXプラットフォーム(LX platform)は、2000年代中期のダイムラー・クライスラー(現ドイツ・ダイムラーならびにアメリカ・クライスラー)社のフルサイズの後輪駆動乗用車用プラットフォームである。
概要
LXプラットフォームは、先代のLHプラットフォームを基に簡単に後輪駆動や4輪駆動に転換できるように設計された米国で開発された。LXにはSクラス(W220)の前輪サスペンションのコントロール・アーム、Eクラス(W210)の5リンク後輪サスペンション、W5A580型 5速AT、後輪デフ、ESPといった数多くのメルセデス・ベンツ車の部品が使用されていた。LX車は、カナダ、ブランプトンにあるブランプトン工場で製造されている。ヨーロッパ市場向けと右ハンドル(RHD)の車は、オーストリアのグラーツでマグナ・シュタイア社が製造し、このプラットフォームはLEという呼称が与えられている。
使用車種
LXプラットフォームを使用する車種:
このプラットフォームを使用するコンセプトカー:
派生プラットフォーム
LC
LCプラットフォームはダッジ・チャレンジャー用に設計されたLXプラットフォームの短縮版。
LCプラットフォームを使用する車種:
このプラットフォームを使用するコンセプトカー:
LY
LY プラットフォームはコンセプトカーに使用されたLXプラットフォームの延長版。
LYプラットフォームを使用する車種:
出典