- カヴァラ県
- Περιφερειακή ενότητα Καβάλας
- 測地系: 北緯41度00分 東経24度25分 / 北緯41.000度 東経24.417度 / 41.000; 24.417座標: 北緯41度00分 東経24度25分 / 北緯41.000度 東経24.417度 / 41.000; 24.417
![東マケドニア・トラキア地方におけるカヴァラ県の位置](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e1/PE_Kavalas.png/250px-PE_Kavalas.png)
-
カヴァラ県(カヴァラけん、Καβάλα / Kavala)は、ギリシャ共和国の東マケドニア・トラキア地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。県都はカヴァラ。
地理
カヴァラ県はマケドニア地方に含まれるが、ギリシャ領トラキア地方には、歴史的に主都であった都市が存在しないために、カヴァラがトラキア地方の主都の役割を担っている。
カヴァラ県の東部の県境には、ネストス川が流れる。エーゲ海上のタソス島は、2010年までカヴァラ県に含まれていたが、2011年よりタソス県となっている。
カヴァラ県の西部にはパンゲオン山脈が連なり、タソス島にはイプサリオ山脈が走っている。県北部のカランテレなどでは、過疎化が起こっている。県の西はセレス県、北はドラマ県、東はクサンティ県にそれぞれ接している。また、県の海岸部および北部、東部、タソス島のほぼ全域は、農業に適した土地となっている。
気候
カヴァラ県の北部・東部・南部およびタソス島では、地中海性気候が見られる。一方で高地部では、冬が寒い大陸性気候が主に見られる。
行政区画
カヴァラ県
市(ディモス)
カヴァラ県は、以下の自治体(ディモス、市)から構成される。人口は2001年国勢調査時点。
旧自治体(ディモティキ・エノティタ)
カヴァラ県の旧自治体(1999年 - 2010年)
カリクラティス改革(2010年)以前の広域自治体(ノモス)としてのカヴァラ県は、以下の基礎自治体(ディモス)から構成されていた。改革後、旧自治体は新自治体(ディモス)を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。タソス島は2011年より別の行政区(タソス県)となっている。
郡(エパルヒア)
ノモスとしてのカヴァラ県には以下の郡(エパルヒア)があったが、2006年以降法的な位置づけは行われていない。
郡名
|
綴り
|
中心地
|
カヴァラ郡 |
Καβάλα |
カヴァラ
|
パンゲオ郡 (en) |
Παγγαίο |
エレフテルポリ
|
ネストス郡 (en) |
Νέστος |
フリスポリ
|
タソス郡 (en) |
Θάσος |
タソス
|
交通
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
カヴァラ県に関連するカテゴリがあります。