最初にカイルが持っていた赤いクリップ
交換を重ねて最後に手に入れた家
カイル・マクドナルド (Kyle MacDonald、1979年 10月3日 -)はカナダ 、ブリティッシュコロンビア州 ベルカラ 生まれのカナダ人。インターネット 上で、赤いペーパークリップを物々交換し、マイホームを手に入れるという「赤いペーパークリップ・プロジェクト (英語版 ) 」を始めた人物である。彼は、子どもの頃から「もっと大きくて、もっと良いもの」(Bigger and Better)と呼ぶ交換ゲームのイメージを抱いていたという。
カイルは、2005年7月12日にインターネットの物々交換サイト「クレイグスリスト 」(Craigslist)に赤いペーパークリップとの交換のメッセージを掲載。これを一年後の2006年7月12日までに一戸建ての家にまで交換していきたいと希望した。彼の交換の足取りは「赤いペーパークリップ」に掲載されている。
カイルはブリティッシュコロンビア大学 で地理学を学び、世界中の南極大陸 を含む40の国々を旅してきた。彼の旅行体験の中には、シドニー でスクーター でピザ の配達、西オーストラリア でオフロード・バイク での羊飼いの仕事、タイ のバンコク での偽イタリア人サッカー選手、カンボジア では機関銃 を撃ちまくり、エクアドル のガラパゴス諸島 では100枚の葉書を一度に配達、3日間だけノースウエスト準州 イエローナイフ に引越し、有名なホッキョクグマ のかたちをしたナンバー・プレートを手に入れた。そして、旅に出て一年目にあたる2006年7月12日、サスカチュワン州 のキプリング (Kipling,_Saskatchewan ) で俳優コービン・バーンセン の映画に出演する権利と引き換えにキプリングから二階建ての一軒家を手に入れた。マクドナルドは、同市の一日市長に任命される予定。また市は、世界最大の赤いクリップを製作するとも発表している。
メディアによる報道
カイルの交換は、CBC 、CNN 、バンクーバー のラジオ局、G4テックTV・カナダ、その他の地方局や外国のメディアなどで紹介された。特にキルシス・インターナショナル・カーニバルソサエティ(Kilsyth International Carnival Society、略称:KICS)は、彼の大ファンでサイトには彼のコーナーも設けている。[1]
彼は、日本でフジテレビ の「奇跡体験!アンビリバボー」にも2006年 6月8日 に出演した。2008年 12月25日 の同番組、「アンビリ奇跡の瞬間100 2時間スペシャル」でもカイルが紹介された。
参考
フジテレビ 奇跡体験!アンビリバボー 仰天現代版わらしべ長者 2006/06/08
フジテレビ 奇跡体験!アンビリバボー 「アンビリ奇跡の瞬間100 2時間スペシャル」2008/12/25
外部リンク