第2代ロングフォード男爵エドワード・マイケル・パケナム(英語: Edward Michael Pakenham, 2nd Baron Longford PC (Ire)、1743年4月1日 – 1792年6月3日)は、アイルランド王国の貴族、政治家、イギリス海軍の軍人。
生涯
初代ロングフォード男爵トマス・パケナム(1713年 – 1766年)と初代ロングフォード女伯爵エリザベス・パケナム(1719年 – 1794年、旧姓カフ(Cuffe)、マイケル・カフ(英語版)の娘)の息子として、1743年4月1日にパケナム・ホール(英語版)で生まれた[1]。
1761年にイギリス海軍に入隊、1766年に軍務から引退した[1]。最終階級はポストキャプテン(英語版)[1]。また、1765年から1766年までロングフォード・カウンティ選挙区(英語版)の代表としてアイルランド庶民院議員を務め[2]、1766年3月30日に父が死去するとロングフォード男爵位を継承した[1]。
1777年、アイルランド枢密院(英語版)の枢密顧問官に任命された[1]。
1792年6月3日に死去、息子トマスが爵位を継承した[1]。
家族
1768年6月25日、ダブリンでキャサリン・ローリー(Catherine Rowley、1748年 – 1816年3月12日、ハーキュリーズ・ラングフォード・ローリー(英語版)の娘)と結婚[1]、5男4女をもうけた[3]。
- エリザベス(1851年8月10日没) - 1793年1月、ヘンリー・ステュアート(Henry Stewart、1840年9月没)と結婚、子供あり
- キャサリン(英語版)(1772年 – 1831年4月24日) - 1806年4月10日、アーサー・ウェルズリー(後の初代ウェリントン公爵)と結婚、子供あり
- トマス(1774年 – 1835年) - 第3代ロングフォード男爵、第2代ロングフォード伯爵
- ヘレン(1807年没) - 1799年、ジェームズ・ハミルトン(James Hamilton、1805年没、ジョン・ハミルトンの息子)と結婚
- エドワード・マイケル(英語版)(1778年3月19日 – 1815年1月8日) - 陸軍軍人、米英戦争中のニューオーリンズの戦いでイギリス軍の指揮官として戦死
- ハーキュリーズ・ロバート(英語版)(1781年9月29日 – 1850年3月7日) - 陸軍軍人。エミリー・ステイプルトン(Emily Stapleton、1875年1月26日没、第12代ル・ディスペンサー男爵トマス・ステイプルトンの娘)と結婚、子供あり
- ウィリアム(1811年12月4日没) - 海軍軍人、溺死
- キャロライン・ペネロープ(Caroline Penelope、1854年8月没) - 1808年、ヘンリー・ハミルトン(Henry Hamilton、1850年没、サックヴィル・ハミルトン(英語版)の息子)と結婚
- ヘンリー(1787年8月24日 – 1863年12月26日) - 1822年1月15日、エリーザ・キャサリン・サンドフォード(Eliza Catherine Sandford、1867年没、ウィリアム・サンドフォードの娘)と結婚、子供あり
出典