エスタディオ D. アフォンソ・エンリケス (ポルトガル語: Estádio D. Afonso Henriques) は、ポルトガル・ギマランイスにあるサッカー専用スタジアム。ヴィトーリアSCがホームスタジアムとして使用している。
概要
この競技場はギマランイスで最も成功しているチームで、ポルトガルサッカーで最上位リーグのプリメイラ・リーガに所属するヴィトーリアSCの本拠地として使用されている。1965年に竣工、2003年にはUEFA EURO 2004の会場に選定されたため、エドゥアルド・ギマランイスの設計により修繕と拡張が行われた。エスタディオ D. アフォンソ・エンリケスの収容人数は30,165人で、ポルトガル王国初代国王アフォンソ1世生誕の地であることに因む。エスタディオ D. アフォンソ・エンリケスになる前は、エスタディオ・ムニシパル・デ・ギマランイス (葡: Estádio Municipal de Guimarães) として知られていた。
開催された主な大会・試合
フェヘール・ミクローシュの死
2004年1月25日、SLベンフィカに所属するフェヘール・ミクローシュの突然死という悲劇が起こる。その日、ヴィトーリアSCとSLベンフィカとのリーグ戦で起こった。試合終了間際に、フェルナンド・アグイアールが挙げた決勝点となる得点をアシストしたが、その際、遅延行為によるイエローカードを受けた。イエローカードを受けた直後、フェヘールはピッチ上に前のめりに身を屈め、そしてピッチ上に仰向けに倒れた。心肺蘇生法が施された後、フェヘールはピッチ内に到着した救急車によって病院へと搬送されたが、同日深夜死亡が確認された[1]。 フェヘールの死後、ギマランイスでの試合の際には、毎回追悼式典を行っている。
脚注
外部リンク