アレッサンドロ・ボンジョルノ[1](Alessandro Buongiorno, 1999年6月6日 - )は、イタリア・トリノ出身のサッカー選手。SSCナポリ所属。ポジションはディフェンダー。
経歴
クラブ
1999年6月6日にイタリア・ピエモンテ州トリノに生まれ、トリノFCの下部組織で育った。2018年4月4日に行われたセリエA第27節のクロトーネ戦で後半37分からエミリアーノ・モレッティに代わって出場しトップチームにデビューしたが、出場から5分後に肘の負傷によりピッチを後にした[2]。この負傷により自身は欠場することとなったが、同月に行われたコッパ・イタリア・プリマヴェーラ(英語版)の決勝でトリノはACミランを破り優勝を果たした[3]。
2018年8月10日、セリエBのカルピに1年間の期限付き移籍で加入した[4]。
2020年1月11日、セリエBのトラーパニに期限付き移籍で加入した[5]。
2020年の夏からは再びトリノに戻ると、9月3日にはクラブと新たに2024年までの契約を締結[6]。翌2021年11月にはさらに2025年まで契約を延長した[7]。2022年9月17日にホームで行われたセリエA第7節のサッスオーロ戦では、初めてキャプテンマークを巻いて試合に出場した[8]。
2024年7月13日、SSCナポリ移籍が決定。契約は5年間。
代表
2019年5月から6月にかけてポーランドで行われたFIFA U-20ワールドカップのU-20イタリア代表のメンバーに選出された。最終的にチームは4位に入賞する結果となるなか、自身はグループステージ第3節の日本代表戦のみに出場した[9]。
2023年3月、イングランドおよびマルタとのUEFA EURO 2024予選に臨むイタリア代表のメンバーとして初招集[10]。6月18日に行われたUEFAネーションズリーグ・3位決定戦のオランダ戦でイタリア代表デビューを果たした。EURO本大会出場を懸けた直接対決となった11月20日のUEFA EURO 2024予選・ウクライナ戦では負傷離脱したアレッサンドロ・バストーニの代役としてスタメン出場し無失点に抑え、イタリア代表のEURO出場権獲得に貢献した[11]。
人物
2023年2月に「サッカーのエモーショナルマーケティング:トリノFCの例(Marketing emozionale nel calcio: l’esempio del Torino FC)」という論文により、通信制大学であるペガソオンライン大学(英語版)の経済学の学位を取得した[12]。
タイトル
- トリノ
脚注
出典
外部リンク