アジアハイウェイ12号線(アジアハイウェイ12ごうせん)は、アジアハイウェイ網の路線の一つ。アジアハイウェイ東南アジア小地域(サブリージョン)の路線の一つ。ラオス、タイ王国の二か国を経由する。総延長は1,243kmである。
アジアハイウェイ3号線通過地のラオス北部ナトゥーイ(英語版)を起点とする。ラオスの区間は北部を南北に縦貫し、途中ウドムサイでアジアハイウェイ13号線と交差し、首都ヴィエンチャンに至る。次いでヴィエンチャン郊外のメコン川に架かるタイ・ラオス友好橋(橋の両岸はターナレーン=ノンカイ国境検問所)を渡るとタイ王国となる。
タイ王国の区間はタイ東北部を南北に縦貫し、首都バンコク北東の郊外にありアジアハイウェイ1号線通過地のファイカミン(英語版)を終点とする。区間の途中、ウドーンターニーでアジアハイウェイ15号線と接続し、コーンケンでアジアハイウェイ16号線と交差し、ナコーンラーチャシーマーでアジアハイウェイ19号線と接続する。
ヴィエンチャンからナコーンラーチャシーマーまでの区間は、将来大メコン圏南北経済回廊(英語版)のルートの一部となるよう関係国間で調整中である。
ルート
ラオス
区間延長684km[1]
タイ王国
区間延長558.7km[2]
脚注
参考資料
関連項目