EL(イーエル)は、本田技研工業がかつて生産し、アキュラブランドで販売していたセダン型の小型乗用車である。
概要
アキュラ・インテグラの後継車としてカナダのみで販売され、同国のアキュラブランドとして最も売れたモデルである。カナダオンタリオ州にあるアリストン工場で生産されていた。
なお米国では引き続きインテグラが販売された。
歴史
初代1.6 EL(1996-2001年)
シビックよりもスポーティーで高級な仕様として1996年に導入。
日本ではドマーニ及び、OEMでいすゞ・ジェミニとして販売されたが、前後ウィンカーの色や、前期モデルのフロントグリル形状の関係から、ジェミニにより近い外観である。
また、後期モデルは日本仕様とは異なる意匠のインパネを装着している。
2代目1.7 EL(2001-2006年 ES3型)
3代目シビックフェリオをベースに前後デザインを変更し、若干強力な1.7Lの直列4気筒SOHC VTECエンジンを搭載。革張りの内装を採用するなど、差別化が図られている。
2005年モデルを最後に2006年モデルからは8代目シビックをベースとするアキュラ・CSXに置き換えられた。ELと同じくCSXはカナダのみで販売される。
関連項目
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