なみはや大橋(なみはやおおはし)とは、大阪市港区と大正区を結ぶ、尻無川に架かる全長1,740mの橋。大阪市道路公社が尻無川新橋有料道路として1995年2月供用開始し管理していたが、2014年4月1日に大阪市道路公社の解散に伴い無料開放された[1]。海岸通(大阪府道5号大阪港八尾線)の一部であり、徒歩でも渡れる。
概要
水面上高さ47m・尻無川の最河口部の幅100mの航路に船を通すための橋で、橋の両端の道路の方向が違っているため橋は「く」の字型の曲線となっている。また橋の両端は6.9%の急勾配になっており島根と鳥取にまたがる江島大橋に倣い「大阪版ベタ踏み坂」とも呼ばれる[2][3]。橋上から大阪市内の夜景が綺麗なことでも知られる[2]。
また、橋を通る大阪シティバスの路線もある(72号系統)。
- 形式:3径間連続鋼床版曲線箱桁
- 橋長:1,740m
- 支間長:最大250.00m
- 幅員:11.00 - 15.40m
- 橋脚:鉄筋コンクリート
- 基礎:鋼管矢板井筒他
- 着工:1977年(昭和52年)12月
- 完成:1995年(平成7年)2月
- 無料開放:2014年(平成26年)4月1日
- 工費:217億円
無料化前の通行料金
- 無料化直前の2014年3月現在の料金
- 料金所は大正区側に存在した
参考文献
- 『大阪の橋 - 大阪市における橋梁技術のあゆみ』大阪市土木技術協会、1997年
脚注
関連項目
外部リンク
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