WAGE(ワゲ)とはアミューズに所属していたコントグループである。2006年3月31日より活動休止し、後に解散した。
メンバー
来歴
メンバーは全員、早稲田大学の学生数十人が在籍したお笑いサークル「WAGE」に在籍していた。学年は、森と岩崎が4年生の時、野中が3年生、槙尾が2年生、小島が1年生であった(小島と槙尾は同い年だが、小島は1年浪人したため槙尾の1学年後輩)。
2001年1月に開催された「ギャグ大学偏差値2000」3位入賞を機にアミューズに所属。サークルの名前をそのままグループ名に使用した。5人という人数を生かしたスタイリッシュで作り込んだコントが特徴だった。グループでの活動にとどまらず、メンバーそれぞれが路上ライブを始め、テレビ・ラジオなどで活躍していた。
その人気と実力からは大学お笑いサークルの草分け的存在とまで言われた[1]。「ウケてるイメージしかない」「上の世代まで食い込むウケ方」と若林正恭(オードリー)に評されるが、岩崎は「ただ5人っていう物珍しさだけでネタ番組に呼ばれてる、自分たちは面白くない、弱い」という現実を感じていた[2]。2004年のWAGE vs ナイスミドル(後のオードリー)というライブで、WAGEはナイスミドルに惨敗。岩崎は当時既に解散を考えており、メンバーに打ち明けるタイミングを探していた時期で、ライブでの敗因がそのタイミングのひとつになったという[2]。
森は脚本家、野中はミュージシャン、岩崎と小島は芸人、槙尾は俳優を志望し、方向性の違いが生じたため、事務所との契約が切れるタイミングで岩崎が活動休止を提案。メンバー内で話し合いが行われた結果、2006年3月31日を以てグループ活動を休止し、そのまま解散した。
2012年10月2日に6年ぶりにメンバーが再結集し、座・高円寺2にて単独ライブ「サイカイ」が開催された。
- 解散後のそれぞれの活動
早稲田大学お笑いサークルとしての「WAGE」
WAGEの名称の由来は、「Waseda Academic Gag Essence」の頭文字を取ったもの。1997年の文学部に所属していた学生2人が授業前にコントを始めたのがその始まりという。その後サークルとして発展、人数は増加し、1999年からは月に1回の頻度で渋谷のライブハウスでライブを行うなどマニアックながら独特の笑いを求める学生の中で徐々に知名度を上げていった。名物の集団コントをはじめ、二人・三人ネタ、ピン芸などネタによって組み合わせが変わる面白さから、一部では熱狂的なWAGEマニアまでいたとされる。現在WAGE卒業生はTV、広告業界、ビジネスと多方面で活躍している。
DVD
出演番組
脚注
関連項目