NextGen シリーズ(英: NextGen Series)は、2011年から2013年まで開催されていた、19歳以下の選手で構成されたヨーロッパのクラブチームによるサッカーの大陸選手権大会である。
2013年、UEFAユースリーグが新設されたことや、主催者側の資金不足を原因に大会を廃止すると発表された[1]。
概要
育成年代の選手に国際舞台での経験を積ませることを目的に2011年に設立された。
2011-12シーズンは招待された16のクラブが参加し、4チームごとに4つのグループに分かれてグループステージが行われた。グループステージではホーム&アウェー形式で総当たり戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出。準決勝はグループ1位のチームのホームで開催され、決勝戦は3月25日にロンドンのマッチルーム・スタジアム(レイトン・オリエントFCの本拠地)で行われた。決勝はインテルとアヤックスの対戦となり、延長を含めた120分間で決着がつかず、PK戦の末にインテルが優勝した[2]。
2012-13シーズンは24のクラブが参加し、6つのグループに分かれてグループステージが行われる。各グループの上位2チームと、3位のチームのうち勝ち点が多い4チームの計16チームで決勝トーナメントが争われた。
参加クラブ
第一回大会には大会運営委員会によって選ばれた16の一流クラブのユースチームが招待された[3]。 2011-12シーズンの参加クラブは以下の通り[4]。
第2回となる2012-13シーズンは、第1回大会の15チーム(FCバーゼルのみ不参加)に新たに以下の9クラブが加わり、計24チームで行われる[4]。
ルール
- 各チームの出場登録選手は18名以下に制限される。
- 出場選手は原則として18歳以下ではなければならない。例外として、各チーム3名まで19歳の選手を登録することができるが、同時にピッチに立てるのは2名まで。
- その他のルールは国際サッカー評議会の定めるサッカー競技規則に従う。
優勝クラブ
脚注
外部リンク