M578軽回収車(M578 light recovery vehicle G309)は、冷戦期にアメリカ合衆国で開発された装甲回収車である。M107/M110自走砲と同一の車体を採用している。機械化歩兵および砲兵部隊に配備されていた。戦闘中に損傷した軽車両の回収を一次的任務とした。
機能
運転台は360度線回可能で、クレーンに取り付けられたウィンチの最大巻き上げ荷重は30,000 lb (13,600 kg) であった[2]。また、運転台の前方に最大巻き上げ荷重60,000 lb (27,000 kg)のウィンチがもう1つ設けられている[2]。運転台には左右両側に設けられたドアから出入りする。クレーンオペレーターとリガーは共に運転台の上にあるキューポラによって視界が確保されている。
運用
参考文献
- TM 9-2320-238 dated 1963-1964
- TM 9-2350-238 dated 1963-1962
外部リンク