『M.F.C. 女泥棒会社峰不二子カンパニー』(エムエフシー おんなどろぼうがいしゃみねふじこカンパニー)は、雑誌「ルパン三世officialマガジン」2007年から2009年にかけて全10話が連載された『ルパン三世』を原作とした鈴木イゾの漫画作品。副題は「女泥棒会社峰不二子カンパニー」。2009年9月28日、単行本が上下巻に分けられて発売された。
作品内でのM.F.C.とは、主人公が勤務する会社「峰不二子カンパニー」(Mine Fujiko Company)の略称。不二子が自らの目的を達成するため結成した「泥棒会社」ともいえる組織である。
『ルパン三世』のスピンオフ作品ではあるが峰不二子以外の原作キャラクターは登場せず、その不二子も第7話で本格的に登場するまでは社員の前にほとんど姿を見せずに渡辺課長に指示をする程度の出演で、物語は山田幸子をはじめとするM.F.C.の女子社員たちがメインとなっている。人が死ぬシーンやお色気シーンも無い上に、泥棒とはいえ盗むターゲットは警察に被害届を出せない相手の持ち物ばかりを狙っているため、警察は一切登場しない。その結果、アウトローな泥棒をテーマにした物語であるにもかかわらず、健全な作風のコメディ漫画となっている。