『L.A.大捜査線/狼たちの街』(エル・エーだいそうさせん/おおかみたちのまち 原題: To Live and Die in L.A.)は、1985年製作のアメリカ合衆国のサスペンス映画。ウィリアム・フリードキン監督。
あらすじ
シークレット・サービスのリチャード・チャンスは、7年も組んできた相棒のジミー・ハートから加齢を理由とした引退の意思を告げられる。しかし退職を2日後に控えた日、ジミーは以前から追い続けていた通貨偽造団の倉庫に単独で潜入し、ボスのエリック・マスターズに殺されてしまった。
復讐を誓ったチャンスは新たな相棒ジョン・ヴコヴィッチと共に捜査を再開、偽札の運び屋を手始めに、エリックの弁護士を辿って彼の行方を追う。やがて、チャンスのなりふり構わぬ強引な捜査は、FBIも巻き込んだ末にようやくエリックの居場所を突き止めるが…。
登場人物
- リチャード・チャンス
- 演 - ウィリアム・L・ピーターセン
- シークレット・サービス。バンジージャンプが趣味。エリックを追い詰めるために、あらゆる手段を講じるが段々と問題を引き寄せるようになる。
- エリック・マスターズ
- 演 - ウィレム・デフォー
- 偽札のプロ。犯罪者として高いカリスマ性を持ち、殺人も躊躇なく行う凶悪犯。
- ジョン・ヴコヴィッチ
- 演 - ジョン・パンコウ
- チャンスのジミーに次ぐ新しい相棒。
- ビアンカ・トーレス
- 演 - デブラ・フューアー
- エリックの愛人。
- カール・コーディ
- 演 - ジョン・タトゥーロ
- 運び屋。
- ルース・レーニエ
- 演 - ダーラン・フリューゲル
- 連邦捜査官。
- ボブ・グリムス
- 演 - ディーン・ストックウェル
- ヴコヴィッチの上司。
- ジミー・ハート
- 演 - マイケル・グリーン
- 捜査官。定年間近だった。チャンスのパートナーであったがエリックを追跡中に殺害される。
- マックス・ワックスマン
- 弁護士。
キャスト
備考
本作について、『マイアミ・バイス』の「コンセプトの盗用」であるとしてマイケル・マンに訴訟を起こされたが、マンが敗訴した。
脚注
外部リンク
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