JSON Web Encryption(JWE)は、JSONとBase64を基にした、暗号化されたデータを交換のために標準化された構文を提供しているIETFの標準である[1]。RFC 7516で定義されている。JSON Web Signature(JWS)とともに、JWT(JSON Web Token)の2つの可能なフォーマットの1つである。JWEはJavaScript Object Signing and Encryption(JOSE)プロトコルスイートの一部を構成している[2]。
2017年3月、JWEの多くの人気の実装でinvalid curve攻撃を可能にしてしまう深刻な欠陥が発見された[3]。
JWEの初期の(仕様の最終版が決定する前の)バージョンの実装の1つも、Bleichenbacherの攻撃(英語版)の被害を受けた[4]。