GitLab(ギットラブ[5][注釈 1])とはGitLab Inc.が開発したウェブ型のGitリポジトリマネージャーでオープンソースソフトウェアライセンスのウィキと問題追跡システム(英語版)が使われている。
ソフトウェアはDmitriy ZaporozhetsとValery Sizovが開発した。2016年12月時点で企業には150人のチームメンバーと[6]1,400人以上のオープンソース開発者がいる[7]。IBM、ソニー、チューリッヒ研究センター(英語版)、アメリカ航空宇宙局、アリババグループ、インビンシア(英語版)、オライリーメディア、ライプニッツ研究センター(英語版)、欧州原子核研究機構[8][9][10]、欧州X線自由電子レーザー(英語版)、スペースX[11]といった企業や団体が利用している。
コードは当初Rubyで記述されていたが、一部は後にGoで書き直された。
歴史
- この製品はGitLabと命名され、MIT Licenseでのフリー・オープンソースソフトウェアとしてリリースされた[12]。
- 2013年7月[13]、製品は以下に分割された。
- GitLab CE: Community Edition
- GitLab EE: Enterprise Edition
- この時点で、GitLab CEとGitLab EEのライセンスはMIT License下のフリー・オープンソースソフトウェアで維持された。
- 2014年2月、GitLabはオープンソースビジネスモデルの採用を発表し[14]、GitLab EEはプロプライエタリライセンスとし、CEバージョンには搭載しない機能で構成されることを発表した[15]。
- 2015年3月、GitLabはGitホスティングサービスGitorius(英語版)の買収を発表、最終的に先方のユーザーはGitLabへと移行することになった。
- 2015年7月、シードファンディング(英語版)で150万ドルを追加で調達した[16]。2015年時点で阿里巴巴集団、IBM、スペースXが顧客になっている[16]。
- 2015年8月、Mattermostを"GitLab Mattermost"としてGitLabに統合した[17]。
- 2015年9月、シリーズAファンディングでコースラ・ベンチャーズ(英語版)から400万ドルを調達した[18]。
- 2016年7月、GitLabのCEOは自社のオープンコア(英語版)ビジネスモデルを承認した[19] 。
- 2016年9月、シリーズBファンディングでオーガスト・キャピタル(英語版)などから2,000万ドルを調達した[20]。
- 2017年3月15日、GitLabはGitter(英語版)の買収を発表、Gitterはスタンドアローンのプロジェクトとして継続するとしている。加えて、2017年6月までにコードをMIT License下のオープンソースにするとしている[21]。
- 2017年10月、シリーズCファンディングでGV(英語版)などから2,000万ドルを調達した[22]。
関連項目
脚注
注釈
出典
外部リンク
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