GAORA TV チャンピオンシップ(ガオラ・ティー・ブイ・チャンピオンシップ)は、全日本プロレスが管理、GAORAとPWFが認定している王座。
概要
全日本プロレスのシングル戦線活性化を目的として全日本の最高峰である三冠ヘビー級王座に次ぐ位置付けのシングル王座としてGAORAの協力の下で新設された[1]。
日本の男子プロレス界では初となるテレビ中継限定のタイトル[2]として新設されるため、タイトルマッチはGAORAでのテレビ中継でのみ行われる事が原則となっている[3]。ベルトはGAORAのイメージカラーである赤を基調とした斬新なデザインとなった。
2012年9月8日の後楽園ホール大会で、同王座初代王者決定トーナメント1回戦を開催。参加選手は真田聖也、河野真幸、征矢学、浜亮太、中之上靖文、岡林裕二、本間朋晃、宮本和志。10月7日後楽園ホール大会で準決勝と決勝戦を行い、決勝で中之上を下した真田が初代王者となった。
2014年からGAORAの全日本プロレス中継の改編に伴い、放送のない大会で防衛戦が行われた場合は、次の放映大会の時にダイジェストで放送されるようになった。
2017年に秋山準が第15代王者になってからは、防衛戦毎に「オンリーロールアップルール」(対田中稔戦)、「ワイルドカードルール」(対丸山敦戦)、「ジャケットマッチ」(対佐藤光留戦)と独自のルールを加えるなど、かつての「白GHC」を彷彿とさせる防衛活動を続けていた。
第17代王者のヨシタツは、最初の挑戦者であるTORUと、TORUの地元である大阪で初防衛戦を行ったことから、「天下布武」を標榜し「ご当地レスラー」相手の防衛戦を宣言[4]。また「ちゃんこコントラちゃんこ」(対リッキー・フジ戦)といった風変わりなルールも行っている。
第18代王者の葛西純は、ヨシタツとのTLCマッチで王座を奪い、ブラックめんそーれとのハードコアマッチで初防衛、石川修司とのデスマッチ(全日本プロレス史上初のワンマッチ興行)に敗れ失冠と、選手権試合のすべてをハードコアルールで行った。
歴代王者
主な記録
- 最多戴冠記録:4回
- 中島洋平(第7・9・11・13代)
- 最多連続防衛:10回
- 秋山準(第15代)
- 最多通算防衛:10回
- 秋山準(第15代)
- 最長保持期間:587日
- ヨシタツ(第17代)
- 最短保持期間:6日
- 田村和宏(第8代)
- デビュー最短戴冠記録:4年10ヶ月
- 黒潮"イケメン"二郎(第14代)
- デビュー最長戴冠記録:28年11ヶ月
- 田中稔(第23代)
- 最年少戴冠記録:24歳2ヶ月
- 黒潮"イケメン"二郎(第14代)
- 最年長戴冠記録:50歳1ヶ月
- 田中稔(第23代)
脚注
外部リンク
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選手および活動ユニットの欄における選手・ユニットは、五十音順。ただし、各ユニットの欄において、リーダー・発起人であることが明確な選手は、先頭に記載。 |
選手 |
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活動ユニット・タッグ |
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スタッフ |
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役員ほか | |
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王座 |
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廃止された王座 | |
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リーグ戦・ トーナメント戦 | |
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その他の関係者 | |
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関連組織・団体 | |
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テレビ番組 | |
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テレビゲーム |
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その他関連項目 | |
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カテゴリ |