Fin.K.L.(ピンクル、またフィンクル、朝: 핑클)は、1998年に結成した韓国の4人組女性アイドルグループである。DSPメディア(旧 テソン音響)所属。公式ファンクラブ名はFINKY(ピンキー、朝: 핑키)。公式応援カラーは赤[1]。
SMエンタテインメント所属のS.E.S.らと共に、韓国アイドルの第1世代として活躍した。
グループ名「Fin.K.L.」は、『自由を殺すものを終わらせる』という意味の「Fine Killing Liberty」の略である。
来歴
当初はオク・ジュヒョン、イ・ジン、ソン・ユリの3人組として準備が進んでいた。初めにデビューメンバーに内定していたオク・ジュヒョンは、残りのメンバーのオーディションに審査員として参加した[2]。しかし、1997年にSMエンタテインメントからS.E.S.がデビューしたことによって、急遽4人組に再編成することとなり、DSPメディア社長によってスカウトされたイ・ヒョリがメンバーに加わった。
1998年に発売した1集『BLUE RAIN』の表題曲『Blue Rain』、後続曲の『ルビ(涙悲)』、『ネナムジャチングエゲ(私のボーイフレンド)』が連続ヒットし、2000年発売の3集『Now』で国民的アイドルグループとしての地位を確立した。1集では元気に、2集で可憐に、3集で大人にイメージチェンジし、活動コンセプトを変化させた。
2002年発売の4集『永遠』以降は、メンバー全員がDSPメディアを離れて各事務所へ移籍し、ソロ活動に専念した。イ・ヒョリはソロ歌手、オク・ジュヒョンはミュージカル女優、イ・ジンは司会者、女優、ソン・ユリは女優として第一線で活躍した。
2005年にはデジタルシングル「Fine Killing Liberty」のために再びグループで活動し、「解散はしない」と表明した[3][4][5]。しかし、以降もグループとしては活動休止状態にあった。
2019年9月22日、14年ぶりにベストアルバム『FIN.K.L Best Album』を発表。JTBCのバラエティ番組「キャンプクラブ」に出演し、かつてのヒット曲と新曲を披露した[6]。
メンバー
- イ・ヒョリ
- 朝: 이효리、漢: 李孝利
- (1979-05-10) 1979年5月10日(45歳)
- ソロ歌手、タレントとして活動。
- ソロ歌手としても大ヒットしたが、ガールズグループ出身初の芸能大賞を受賞するほどバラエティでも活躍した。
- オク・ジュヒョン
- 朝: 옥주현、漢: 玉珠鉉
- (1980-03-20) 1980年3月20日(44歳)
- ソロ歌手、ミュージカル女優として活動
- イ・ジン
- ソン・ユリ
作品
フルアルバム
- 1集 BLUE RAIN(1998年)
- 2集 white(1999年)
- 2.5集 Special(1999年)
- 3集 Now(2000年)
- 3.5集 Memories & Melodies(2001年)- カバー曲のみのアルバム
- 4集 永遠 / call me in your heart... can be my soul show you love again(2002年)
スペシャルアルバム
- 1999 First Live Concert(1999年)
- 2000 THE SECOND LIVE CONCERT(2000年)
- History...(2001年)
- FIN.K.L Best Album(2019年)
ミニアルバム
VT (VHS)
- ナビナビ童謡祝祭(1999年)
- 1999 First Live Concert(1999年)
- 2000 THE SECOND LIVE CONCERT(2000年)
- Forever(2002年)
VCD
- FIN.K.L VCD(1998年)
- 1999 First Live Concert(1999年)
- FIN.K.L music video collection/history(1999年)
- 2000 THE SECOND LIVE CONCERT(2000年)
- Red&Blue(2000年)- PC専用立体視ビデオ
- Star-CD Fin.K.L(2001年)
- FOREVER(2002年)
写真集
- FIN.K.L in TOKYO(1998年)※日本で発売。
- FIN.K.L 1999 NEW IMPRESSIONS OF TAIWAN(1999年)※台湾で発売。
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脚注
注釈
- ^ ピンクルの4人をモデルにしたキャラクターを袋に印刷された。4人のキャラクターに合わせてメンバーそれぞれの名前を冠した4つの味が販売された。
出典
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歴代大賞受賞者(括弧内の数字は第○回の意) |
1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 |
- 2010(20)少女時代
- 2011(21)SUPER JUNIOR
- 2012(22)PSY
- 2013(23)EXO
- 2014(24)EXO
- 2015(25)EXO
- 2016(26)EXO
- 2017(27)防弾少年団
- 2018(28)防弾少年団
- 2019(29)防弾少年団、テヨン
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2020年代 | |
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授賞式開催時期は2006年度第16回まで年末、2007年度第17回以降は翌年の年始 |