株式会社FMオホーツク(エフエムオホーツク)は、北海道北見市の一部地域を放送対象地域[1]として超短波放送(FM放送)をしていた特定地上基幹放送事業者である。
FMオホーツクまたはFMOKの愛称[2]でコミュニティ放送をしていた。
2008年(平成20年)開局。 網走支庁(当時)管内初のコミュニティ放送局である。
北見市で不動産会社フヂサワを営む藤澤利光は、関連会社としてフリーペーパー『経済の伝書鳩』を発行する伝書鳩も経営していたが、大雪になると交通ばかりか情報もストップするため、災害時に役立つメディアとしてコミュニティ放送を構想、免許人とすべく株式会社を設立して代表取締役社長に就任した。
出資者は藤澤利光のみなので出資比率は100%、この比率からマスメディア集中排除原則にいう支配関係[1]にあった。
本社・演奏所(スタジオ)・送信所は、北見市幸町のフヂサワビル(フヂサワの自社ビル)にあり、放送局(現・特定地上基幹放送局)の呼出符号はJOZZ1AY-FM、呼出名称はエフエムオホーツクきたみ、周波数82.7MHz、空中線電力20Wで放送区域は北見市の一部地域 [3]。
主に平日の8:00 - 18:00の時間帯に生放送、土・日は再放送により24時間放送をしていた。
北見市とは「災害時における非常放送に関する協定書」[5]を締結していた。
2022年(令和4年)に藤澤利光は逝去[6]、 社内で唯一の無線従事者であったため放送継続が困難となり放送業務を休止[7]、北海道総合通信局に廃止届を提出して受理された[8] [9]。
2007年(平成19年)
2008年(平成20年)
2022年(令和4年)
その他、北見市の市政情報番組があった。
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