『DEMON デーモン』 (デーモン、原題:Blackway または Go With Me)は、ダニエル・アルフレッドソン監督による2015年のサスペンス映画。2008年のキャッスル・フリーマン・Jrの小説『Go with Me』を原作に、ジョー・ガンジェミとグレゴリー・ジェイコブズが脚本。主演のアンソニー・ホプキンスと監督は同年の『ハイネケン誘拐の代償』に続く再タッグとなり、ホプキンスとレイ・リオッタは『ハンニバル』以来の共演となった。
2015年の第72回ヴェネツィア国際映画祭で Go with Me として上映され、2015年の映画として扱われているが、アメリカ合衆国では2016年6月10日まで一般公開されなかった。
原題
本作は小説『Go with Me』に基づいており、公開前は同名のタイトルだった[1]。2015年の第72回ヴェネツィア国際映画祭でも Go With Me として公開されている[2]。DVDは、アメリカ合衆国などでは Blackway として、イギリスなどその他の国では Go With Me としてリリースされている[3]。
あらすじ
オレゴン州の故郷に戻った若い女性リリアン(ジュリア・スタイルズ)は、元警官で町を牛耳るブラックウェイと呼ばれる男(レイ・リオッタ)から嫌がらせを受けるようになった。他の住民にも見放され、町を出るよう保安官に助言されたリリアンだったが、元きこりのレスター(アンソニー・ホプキンス)と彼の助手ネイト(アレクサンダー・ルドウィグ)に協力してもらい、ブラックウェイに立ち向かうことを決意する。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
制作
2014年8月、脚本家ジョー・ガンジェミはインタビューで、グレゴリー・ジェイコブズと共同でキャッスル・フリーマン・Jrの小説『Go with Me』の脚色を手掛けたことを明かした[4]。9月19日、主演にアンソニー・ホプキンス、監督にダニエル・アルフレッドソン、製作会社にEnderby EntertainmentとThe Gotham Groupが発表された[5]。
プロデューサーはホプキンスはジェイコブズの共同に加え、リック・ダグデール、リンジー・ウィリアムズ、エレン・ゴールドスミス・ヴェインも加わった[5]。 10月23日には、ディーン・デヴリンのエレクトリック・エンターテインメントが協調融資をし、国際的に映画の権利を取得[6]。10月30日にはジュリア・スタイルズとレイ・リオッタの出演が発表され[7]、11月17日にはアレクサンダー・ルドウィグがホプキンスの若い助手役としての出演が発表された[8]。
撮影
撮影は2014年11月12日、ブリティッシュコロンビア州のエンダービーで開始[9][10]。ランビーでも撮影された。撮影は12月下旬まで続いた[9]。
脚注
外部リンク