CinePaint(シネペイント)は映画のフレームをペイント・レタッチするためのコンピュータ・プログラムである。
GIMP (GNU Image Manipulation Program) のバージョン1.0.4のフォークである[1]。旧名称はFilmGIMPであったが、2008年にプロジェクト名をCinePaintに改めた[1]。なお、CinePaintはラスター画像編集ソフトウェアであってビデオ編集ソフトウェアではない。ライセンスはGPLv2。
16ビットおよび32ビットの浮動小数点チャネル(64ビットRGBAおよび128ビットRGBA)の色深度に対応し[1]、またCineon、DPX、OpenEXRなどの多くの画像フォーマットにも対応している。
バージョン1.0公開時点ではLinux版のみ対応だが[1]、旧バージョンでは他にBSD、Unix系オペレーティングシステム (OS)、Mac OS X、SGI IRIXに対応したものが入手可能だった。Windows版以外のサポートは現在破綻している。
対応する画像フォーマット
映画での使用例
旧名称のFilmGIMP当時に、以下の映画で使用された。
主な競合製品はAdobe Photoshopである。
脚注
外部リンク