「BABA嵐 ババ抜き最弱王決定戦」(ババあらし ババぬきさいじゃくおうけっていせん)は、フジテレビ系列で放送されていた『VS嵐』内のコーナーである。
『VS嵐』の放送終了後は『VS魂』にて「BABA魂」として放送され、[1] 『VS魂』の放送終了後は、『木7◎×部』→『相葉◎×部』にて「BABA抜き部」として放送されている。
概要
もともとは2012年10月18日に放送された『Bet de 嵐』の一種目として、大野、二宮、松本の3人で対戦したことから派生され、それ以降2013年から2020年の『VS嵐』正月特番および、2014年以降の『VS嵐』2時間スペシャルで、2部構成の2部として放送された。
終了・復活
『VS嵐』から続く番組シリーズが終了時にはいったん本企画を終了させるが、タイトル・スタッフを一部変更の上、後継番組でも大会は継続されている。本編番組は幾度のテコ入れ・リニューアルによってスタッフが刷新されているが、テロップなどの一部演出は『BABA嵐』のもの、プレイルームのセットは『VS魂』の企画『DAMASHI魂』のものを継承して利用している。
- 『VS嵐』番組終了に伴い、2020年12月24日放送の『VS嵐』最終回をもっていったん終了。同日は『 - THE FINAL』と題して最後の大会が開催され、この回で最弱王になった波瑠は永久最弱女王の称号が与えられた。
- 『VS魂』では、後継企画『DAMASHI魂』に移行されたが、2022年1月3日の『VS魂 3時間スペシャル』にて『BABA魂』と改題して復活開催された。[1]。
- 『VS嵐』の後々番組の『木7◎×部』でも、『BABA抜き部』として復活。
番組シリーズが関東ローカル枠へ移転された2024年4月からは、番組の特番ではなく『土曜プレミアム』枠で『BABA抜き最弱王決定戦』と題して独立番組として継続される。
出演者
レギュラー出場者
BABA嵐
BABA魂
BABA抜き部
見届け人
ルール
プレイヤーはメインスタジオと別室にあるプレイルームに移動し、正方形の卓を囲みババ抜きで対決する。
- 対決前後はメインスタジオと中継を繋ぎ、クロストークを行うが、対決中はメインスタジオの音声は遮断される。
- 「BABA嵐」第7回以降、プレイヤーの足元にボタンを設置。JOKERが自分の手元にある時にそのボタンを押すと「シャッフルタイム」が発動し、サイコロの出目により持ち札を交換する(交換出来ない目もある)。使用は1人1回のみ。プレイヤーがあがり、残り2人になって以降は使用できなくなる。
- 不正行為を行った場合、敗者と別枠で決勝へ強制進出のペナルティが課せられる事がある。
- カード紛失などのハプニング発生時は、スタッフの判断によりルール変更などの処置が取られる。
- 「BABA抜き部」からは逆敗者復活戦として山崎が司会のもと「ザッキーチャンス」と題したゲームが実施されることもある。これは前回最弱王を除く決勝進出者がザッキーカードかジョーカーどちらかわからない状態でカードを1枚引き、ザッキーカードを当て続けるというもの。ジョーカーを引いてしまったら即決勝行きとなる。最後までザッキーカードを引き続けた1名のみが決勝進出を回避できる。
最弱王・最弱女王
予選を計2-5戦を行い、各ブロックの敗者と前回大会の最弱王による決勝戦で新最弱王を決する。
- 最弱王には「最弱」の文字が書かれた白いジャケット[2]・帽子・槍を着用させられる。
- 「BABA魂」以降は、開催年の干支や季節の風物詩に最弱王となった人物の顔を合成したコラージュ写真やそこから作られたパネルを公衆の面前に晒される罰ゲームを執行される。
- 暫定の最弱王は他の出演者と比べてアイスコーヒーのジョッキが大きい、専用の自動アルコール消毒液噴射器を渡されるなど、過度な優遇措置がとられる場合もあった。
- 新最弱王になったゲストには必ず次回の大会の出場権を強制的に与えられる。
- 「BABA嵐」、「BABA抜き部」では最弱王は予選を強制免除され、決勝にシードとして出場される。
- 「BABA魂」のみ、前回最弱王のシード権が廃止され、予選からの参加に変更された。
各番組最終回では永久最弱(女)王を選出する。
- 「永久最弱(女)王」の肩書きは後継番組での初回大会では撤回されている。それに伴い「BABA魂」初回では、「BABA嵐」永久最弱女王の波瑠が、予選からシードとして出演、無事汚名を返上した。
- 『BABA魂』では魂チームメンバー6名のみのエキシビジョンマッチで永久最弱王を選出した。「BABA抜き部」第1回大会では「BABA魂」第2回大会で最弱王となったバカリズムを事実上の永久最弱王とみなし、予選から出場し、汚名を返上している。
特別編(エキシビジョン)
- 「ババ抜き最弱王決定戦」は、各番組の通常回の企画としてエキシビジョンマッチが行われることがある。公式大会ではないため敗者への処遇は回によって異なる。
- 『VS嵐』2020年3月26日・4月2日放送はCOVID-19(コロナウイルス)の影響により、本来VS嵐本編で対決する予定だったドラマ『SUITS2』の出演者を中心にエキシビジョンとして急遽開催。この大会で最弱王となった新木優子は『最弱シード選手』という称号と名札が与えられ、次回公式大会(BABA嵐第17回大会)のシード枠での強制出場が確約された。
- 『VS嵐』末期に行われていた嵐5人がそれぞれチームを結成しアトラクションで対決する『Mr.VS嵐』では最終ステージに位置付けされ嵐5人での対決を行った。結果に応じて各チームに得点が加えられたが、最弱王に対してのシード権のペナルティは発生しない。
- 『VS魂』では前述の通り最終回にてエキシビジョンマッチを開催。
- 『木7◎×部』ではゲストとエキシビジョンマッチを行う「BABA抜き部」のほか、木7枠最終回ではVS嵐時代からの総合した総集編「BABA抜き歴代スター負け顔ベスト20」を行った。
歴代最弱王
嵐メンバー及び魂チームメンバー及びえなりは太字で姓もしくは名前のみ表記
VS嵐(BABA嵐)
「BABA嵐」正規大会
回 |
放送日 |
シード |
最弱王[3]
|
1 |
2013年1月3日 |
第2回Bet de 嵐「ババ抜き」対決の敗者(大野) |
山崎静代(南海キャンディーズ)
|
2-予選[4] |
2014年1月3日
|
大野(2) |
大野(2)
|
2 |
予選会の敗者(大野) |
相葉
|
3 |
2014年7月10日 |
前回の最弱王 |
相葉(2)
|
4 |
2015年1月3日 |
相葉(3)
|
5 |
2015年7月2日 |
櫻井
|
6 |
2016年1月3日 |
長瀬智也(TOKIO)
|
7 |
2016年6月30日※ |
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
|
8 |
2016年10月13日 |
相葉(4)
|
9 |
2017年1月3日 |
横山裕(関ジャニ∞)
|
10 |
2017年4月13日 |
上戸彩
|
11 |
2017年7月13日 |
市村正親
|
12 |
2018年1月3日 |
坂口健太郎
|
13 |
2018年4月12日 |
北村一輝
|
14 |
2019年1月3日 |
相葉(5)
|
15 |
2019年7月25日 |
相葉(6)
|
16 |
2020年1月3日 |
仲間由紀恵
|
17 |
2020年4月16日※ |
前回の最弱王 + 上記エキシビジョンの敗者(新木)[5] |
仲間由紀恵(2)
|
18 |
2020年10月22日 |
前回の最弱王 |
仲間由紀恵(3)
|
FINAL |
2020年12月24日 |
波瑠(永久最弱女王)
|
パイロット版・エキシビジョン
回 |
放送日 |
最弱王[3]
|
第2回 Bet de 嵐[6] |
2012年10月18日 |
大野
|
第3回 Bet de 嵐[7]
|
2013年4月4日
|
松本
|
第1回 Mr.VS嵐[8]
|
2019年11月14日
|
二宮[8]
|
緊急特別編
|
2020年3月26日・4月2日
|
新木優子[9]
|
VS魂(BABA魂)
「BABA魂」正規大会
回 |
放送日 |
シード |
最弱王[3]
|
1 |
2022年1月3日 |
『BABA嵐』 永久最弱女王(波瑠) |
設楽統(バナナマン)
|
2 |
2023年1月3日 |
前回の最弱王 |
バカリズム(⦅事実上の⦆永久最弱王)
|
3 |
2023年7月13日[10] |
なし |
勝利
|
エキシビジョン
放送日 |
最弱王[3]
|
2023年9月28日[11] |
流星(永久最弱王)
|
木7◎×部 → 相葉◎×部(BABA抜き部→単発特番)
エキシビジョン(BABA抜き部)
回 |
放送日 |
最弱王[3] |
備考
|
EX |
2023年12月14日 |
ミンギュ(SEVENTEEN) |
『木7◎×部 BABA抜き部』にて放送
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EX |
2024年3月14日 |
なし |
総集編
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スタッフ
脚注
外部リンク