2021–22シーズンのFA WSL(スポンサーシップの関係でバークレイズFAウィメンズ・スーパーリーグとも呼ばれる) は、2010年のFAウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)に結成以来11シーズン目であった[2]。イングランド女子サッカーの上位4レベルが再ブランド化されてからは4シーズン目となった。
2022年5月4日、バーミンガム・シティはマンチェスター・シティとのアウェイ戦に6-0で敗れ、1試合を残して降格が決定した。2011年に設立以来WSLのメンバーであり、2001-2002シーズンのFA女子プレミアリーグ・ノーザンディビジョンのチャンピオンとして昇格したのを最後に、バーミンガムのトップリーグクラブとしての20年間の歴史に終止符を打った[3]。
チェルシーは最終戦でマンチェスター・ユナイテッドを4-2で下し、3年連続5回目のWSL優勝を果たし、タイトル防衛に成功した[4]。
参加チーム
2021–22シーズンのFA WSLチームの所在地
2021–22シーズンのFA WSLは12チームで争われた。前シーズン終了時、ブリストル・シティがWSLに4シーズン在籍して降格した一方で、レスター・シティが初昇格を果たした[5]。
チーム
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ホームタウン
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本拠地
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収容人数
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2020–21シーズン
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アーセナル
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ボアハムウッド(英語版)
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メドウ・パーク(英語版)
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4,502
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3位
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アストン・ヴィラ
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ウォールソール
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ベスコット・スタジアム(英語版)
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11,300
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10位
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バーミンガム・シティ
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バーミンガム
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セント・アンドルーズ・スタジアム
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29,902
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11位
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ブライトン&ホーヴ・アルビオン
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クローリー
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ブロードフィールド・スタジアム(英語版)
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5,800
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6位
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チェルシー
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キングストン・アポン・テムズ
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キングスメドウ(英語版)
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4,850
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1位
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エヴァートン
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リバプール
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ウォルトン・ホール・パーク(英語版)
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2,200
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5位
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レスター・シティ
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レスター
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キング・パワー・スタジアム
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32,212
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12 FA女子選手権1位
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マンチェスター・シティ
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マンチェスター
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アカデミー・スタジアム
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7,000
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2位
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マンチェスター・ユナイテッド
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リー(英語版)
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リー・スポーツ・ビレッジ(英語版)
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12,000
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4位
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レディング
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レディング
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マデイスキー・スタジアム
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24,161
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7位
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トッテナム・ホットスパー
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キャノンズ・パーク
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ザ・ハイブ・スタジアム
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5,419
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8位
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ウェストハム・ユナイテッド
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ダゲナム
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ヴィクトリア・ロード(英語版)
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6,078
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9位
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スタジアムの変更
シーズン開始前に2つのチームが本拠地を変更した。バーミンガム・シティは、ダムソン・パークから、1906年から男子チームの本拠地として使用してきたセント・アンドルーズ・スタジアムに移転した[6]。レスター・シティは、親クラブのメインスタジアムであるキング・パワー・スタジアムに移転し、レスターの男子チームと試合が重なる時はバートン・アルビオンのピレリ・スタジアムがバックアップとして使用されるなど、WSLの最初のシーズンに向けて備えている[7]。
スタッフ・キットサプライヤー・スポンサー
監督交代
スケジュール
2021年9月3日に開幕し、2022年5月8日閉幕の全22節・132試合が行われた。
結果
順位表
出典:
FA WSL順位の決定基準: 1) 勝点; 2) 得失点差; 3) 総得点数
(C) 優勝;
(R) 降格.
戦績表
出典:
The FA色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
順位推移表
この表は、各節の試合後のチームの順位を示している。時系列の進行を維持するために、延期された試合は最初に予定されていた試合には含まれず、その直後に行われた全試合に追加されます。例えば、第13節に予定されていた試合が延期され、第16節と第17節の間に行われた場合、第16戦の順位に追加される。
シーズン記録
得点ランキング
アシストランキング
クリーンシート
ハットトリック
選手
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所属
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対戦相手
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試合結果
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達成日
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参考文献
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サム・カー
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チェルシー
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バーミンガム・シティ
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5–0 (H)
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2021年11月21日
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[28]
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ハディージャ・ショウ(英語版) (4)
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マンチェスター・シティ
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ブライトン&ホーヴ・アルビオン
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7–2 (H)
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2022年4月30日
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懲戒処分
表彰
月間表彰
年間表彰
脚注
注釈
- ^ 2022年3月2日、エバートンはアリシェル・ウスマノフがウラジーミル・プーチンと密接な関係にあることから、2022年ロシアのウクライナ侵攻に対応して、メガフォンとのスポンサー契約を中断しシャツからロゴを外した[8]。
- ^ カーターは当初、暫定監督として任命されたが、2022年5月30日に正監督となった[21]。
出典
外部リンク