第16回目となる1986年のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAは、コパ・ブラジル (Copa Brasil) の大会名で1986年8月30日から1987年2月25日にかけて行われ、サンパウロが優勝した。得点王はサンパウロのカレカ(25ゴール)だった。
この年は1部と2部を事実上統合して80チーム(事実上の1部が44チーム、2部に相当する「パラレルトーナメント」に36チーム)が参加する異例の事態となった。これはリーグ主催者のブラジルサッカー連盟 (CBF) が1部リーグの参加チーム数拡大路線を推進したためであるが、これに主力13クラブが反発。次の1987年の大会は主力13クラブ主導の「コパ・ウニオン」と、CBF主催の「ブラジレイロ」2つの1部リーグが混在するという事態にまで発展することになる。
当初のルールでは、各グループ上位6チームと全グループの中から成績上位の4チームが第2フェーズに進む予定だった。
グループBのジョインヴィレ対セルジッペの試合は1-1で引き分けだったが、セルジッペの選手にドーピング違反者がいたことが明らかになったため、ジョインヴィレの勝利に変更された。ジョインヴィレの勝点が2ポイント増え、その余波で成績上位枠から漏れることになったグループCのヴァスコ・ダ・ガマは抗議した。CBFは成績上位チームの勝ち抜き枠数を見直し、最終的に8チームに広げられた。
サンパウロが優勝。
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