1962年2月5日の日食は、1962年2月5日に観測された日食である。インドネシア、オランダ領ニューギニア、パプアニューギニア委任統治領、イギリス領ソロモン諸島、アメリカ領の離島パルミラ環礁で皆既日食が観測され、オセアニアのほとんどと周辺の一部で部分日食が観測された[1]。
通過した地域
皆既帯が通過した、皆既日食が見えた地域はインドネシア東部、オランダ領ニューギニア(現在インドネシアに併合されている),オーストラリア管轄下のパプアニューギニア委任統治領(英語版)(現在のパプアニューギニア)、イギリス領ソロモン諸島(現在のソロモン諸島)(現地時間2月5日)、合衆国領有小離島のパルミラ環礁(現地時間2月4日)で、全部島だった[2][3]。
また、皆既日食が見えなくても、部分日食が見えた地域は中国南東部、日本南西部、インドシナ半島南東部、マレー半島最南端、マレー諸島のほとんど(スマトラ中西部を除く)、オーストラリアのほとんど(南生誕と南東端を除く)、ミクロネシア全部、メラネシア全部、ポリネシア中北部、アメリカのアラスカ州南東端、カナダ南西部沿岸、アメリカ西部、メキシコ北西部。そのうち約半分は国際日付変更線の西にあり、2月5日に日食が見え、残り東の半分では2月4日に見えた[1][4]。
観測
京都大学の観測隊はパプアニューギニア委任統治領第二の都市、東部の港ラエで皆既日食を観測し、スペクトルを分光測色法で分析し、内層コロナの光度を測定した[5]。
脚注