.44 S&W スペシャル弾 |
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![]() .44スペシャル弾(右から2番目) |
種類 |
リボルバー |
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原開発国 |
アメリカ合衆国 |
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製造の歴史 |
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設計者 |
スミス&ウェッソン |
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設計時期 |
1907 |
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特徴 |
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元モデル |
.44ロシアン弾 |
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薬莢形状 |
リムド、ストレート |
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弾丸径 |
.429 in (10.9 mm) |
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首径 |
.457 in (11.6 mm) |
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底面径 |
.457 in (11.6 mm) |
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リム径 |
.514 in (13.1 mm) |
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リム厚 |
.060 in (1.5 mm) |
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全長 |
1.615 in (41.0 mm) |
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ライフリング |
1 in 20 in (510 mm) |
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雷管のタイプ |
Large pistol |
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最大圧 |
15,500 psi (107 MPa) |
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弾丸性能 |
弾頭重量/種類 |
初速 |
エネルギー |
165gr Cor-Bon JHP(ホットロードの可能性有) |
1,500 ft/s (460 m/s) |
825 ft⋅lbf (1,119 J) |
180gr JHP |
1,000 ft/s (300 m/s) |
400 ft⋅lbf (540 J) |
200gr JHP |
920 ft/s (280 m/s) |
376 ft⋅lbf (510 J) |
246gr LRN |
755 ft/s (230 m/s) |
310 ft⋅lbf (420 J) |
200gr Semi-WadCutter HP |
870 ft/s (270 m/s) |
336 ft⋅lbf (456 J) |
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算出時の銃砲身の長さ: 4インチ (100 mm) 出典: [1] |
.44スペシャル弾(44スペシャルだん)は、スミス&ウェッソン社がリボルバー向けに開発した大口径のセンターファイア方式の拳銃用弾薬である。メートル法での表記は11.2x29mmR弾である。
概要
当初は1907年に発売されたS&W Mニュー・センチュリーで使用する弾薬として同社の.44 S&Wロシアン弾をベースに薬莢長が延長されており、発射薬には黒色火薬が装填されていた。
その後、圧縮黒色火薬に改良され、現在製造、販売されているものは無煙火薬が装填されている[2]。
特徴
.44口径(11.2mm)もの大口径弾薬でありながら、パワー、弾道特性のバランスが良く、射撃競技等においても良好な命中精度を示すことから、S&W社のみならず、コルト社やブラジルのトーラス社、ロッシ社等もこの弾薬を使用するリボルバーを開発した[3]。
その後、S&W社とレミントン社の共同で本弾薬をベースに薬莢長を更に延長した.44レミントン・マグナム弾が1950年代に開発されたが、それによって本弾薬は.44マグナム弾と比較しての威力の低さから影の薄い存在となってしまい、店頭へ行っても.44マグナム弾はロシア製の安価な物等、幅広い所から発売されているのに対し、.44スペシャル弾は売ってない所か、売っていたとしても高価な純正弾ぐらいな場合もあるという
[2][3]。
脚注
- ^ Bob Forker『Ammo&Ballistic』Safari Press、2006年5月25日。ISBN 1571572449。
- ^ a b 床井雅美 (2016年1月15日). メカブックスピストル弾薬事典. 並木書房. p. 258
- ^ a b リボルバーマニアックス. 株式会社ホビージャパン. (2016年9月29日). p. 141