齋藤 貞(さいとう ただし、1942年5月21日 - )は、日本の政治家。元宮城県亘理町長(1期)。
宮城県亘理町生まれ[1]。1961年(昭和36年)3月、宮城県仙台第一高等学校卒業。同年4月、日興證券に就職。1965年(昭和40年)10月、仙台中央青果卸売株式会社に転職。1993年(平成5年)5月、同社の取締役に就任[2]。
2002年(平成14年)7月、亘理町助役に就任。2007年(平成19年)4月、地方自治法一部改正により副町長となる。2014年(平成26年)3月、副町長を退任。
2014年(平成26年)5月、亘理町長選挙に立候補し初当選を果たした。5月28日、町長就任[3]。
2016年(平成28年)10月19日、東日本大震災の復旧工事の入札で不正を行ったとして、官製談合防止法違反(入札妨害)などの疑いで町職員、建設会社社長ら3名が逮捕される[4]。2018年(平成30年)3月22日、齋藤は町議会でこの官製談合事件を挙げて「不祥事のけじめをつけないといけない」と述べ、任期満了に伴う町長選挙に立候補せず、1期で引退することを表明した[1]。