黒川 祐次(くろかわ ゆうじ、1944年〈昭和19年〉 - )は、日本の外交官。ウクライナ駐箚特命全権大使、コートジボワール駐箚特命全権大使などを歴任した。
経歴・人物
愛知県出身。愛知県立旭丘高等学校を経て、1967年に東京大学教養学部国際関係論分科卒業、外務省入省。1986年から1989年まで、在モントリオール総領事。1990年から1994年まで、国際交流基金総務部長。1996年から1999年まで、在ウクライナ特命全権大使。1999年から2001年まで衆議院外務調査室長、常任委員会専門員、外務委員会専門員。2002年から在コートジボワール特命全権大使。退官後、日本大学国際関係学部国際関係学科教授。2008年「コートジボワールの紛争と日本の対応」で日本大学博士(国際関係)[1]。2021年、瑞宝中綬章受章[2]。現在は、ウクライナ研究会(国際ウクライナ学会日本支部)賞選考委員長を務めている[3]。
同期
著書
- 『物語 ウクライナの歴史―ヨーロッパ最後の大国』中公新書, 2002
- The Impact of Globalization on Japan's Public Policy: How the Government is Reshaping Japan's Role in the World, 2008. The Edwin Mellen PressLewiston, New York, USA
脚注
外部リンク
- 先代
- 宮本吉範
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- 衆議院外務調査室長
- 1999年 - 2001年
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- 次代
- 辻本甫
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